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どちらも1000円台。こだわり派や外国人へのお土産にも
江戸時代に活躍した浮世絵師・葛飾北斎。その北斎の通称“赤富士”が描かれた缶のお菓子缶は、仕事関係の方からのいただきものでした。包み紙を開けた途端、顔を現す「赤富士」。思わず、「わぁ、素敵!」と声を上げてしまったほどです。
お菓子の缶と言えば、やはり洋のデザインが多いもの。そんな中、あえてこの粋な缶を選んだ彼女のセンスにがっちりハートをつかまれましたよ(笑)。
こちら、東京国立博物館と資生堂パーラーのコラボ商品。東京国立博物館の収蔵品“北斎の赤富士”(正式名称「凱風快晴」)を缶にアレンジしたんですね。中にはココアクランチが入っています(こちら中身は食べてしまって、写真がなくてすみません!)。あまりに素敵な缶なので捨てられず、食べ終わった今も、中に文具などを入れて使っています。
東京国立博物館ラ・ガナシュ
東京国立博物館ミュージアムショップ
https://www.tnm-shop.jp/products/detail.php?product_id=442
そしてもう1つが、クッキーの「泉屋」から出ている浮世絵缶。こちらは、「神奈川沖浪裏」(写真)と「赤富士」の2種類の缶があります。お値段も1,000円(税別)ととてもリーズナブル! なので、ちょっとした手土産としても便利。そしてやっぱり皆さん、包み紙を開けると「おぉ!」という歓声を上げてくださいます。
「泉屋東京店」は、昭和2年、自宅前に看板を掲げたことからスタートした老舗クッキー店。日本人なら誰もが知っていて安心できる味なのが、ほっとしますよね。私も子どもの頃から「浮き輪のクッキー(正式名は「リングダーツ」)、大好きです。
変化球なお土産も楽しいですが、食べて懐かしい!と思える、“安定感ある手土産”も、うれしいものです。
※掲載情報は 2016/09/20 時点のものとなります。
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キュレーター情報
編集者・ライター
中田ぷう
大学卒業後、大手出版社に勤務。2004年に独立。モデルの中林美和さん、AYUMIさん、前田ゆかさん、食空間プロデューサー山本侑貴子氏、スタイリスト福田栄華氏の著書をはじめ、多くの料理本や暮らしの本のプロデュース・編集・ライティングを手がける。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。
インスタグラムでは日々の食事とおいしいものをアップしている。
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