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栗好きな方にはぜひとも味わって頂きたい逸品
日本を代表するパティシエ・辻口博啓氏の自由が丘「モンサンクレール」から、この夏、驚くべき新商品が登場します。
その名は、「利平栗テリーヌ エテ」。
そもそも、同店には、パティシエならではの解釈で、和菓子の栗きんとんをアレンジした和栗のテリーヌがあります。
国産栗のうちわずか6%ほどの生産性から「幻の栗」と呼ばれる高級ブランド栗[利平栗]を、テリーヌ1本あたりに約10個分も使い、オンラインショップのみで秋冬限定商品として販売していました。
当然のことながら、この極上テリーヌのファンは多く、秋冬だけでなく、通年販売を希望する声も!
ところが、通年販売希望の声があっても、秋冬限定商品をそのまま販売するのではなく、ちゃんと夏にふさわしい商品を開発するのが、この日本を代表するパティシエ・辻口博啓氏の凄いところ。
秋冬の和栗テリーヌが栗きんとんや栗羊羹なら、新作のイメージは、夏の和菓子である水羊羹の和栗版。
秋冬のものよりも、生クリームを減らして軽やかに仕上げながらも、高級ブランド栗[利平栗]を存分に味わえ、とても贅沢な味わいです。
本来、秋が旬の和栗は、その濃厚な味わいやこっくりとした食感からも、そもそも夏のお菓子にするのが難しい食材です。
そこで、このテリーヌには、隠し味として、ナント、実山椒が入っているのです!
実山椒は本当に僅かな量なので、言われなければ気が付かないほどですが、の大胆かつ繊細な効かせ技が、真夏でも和栗を美味しく頂ける見事な仕掛けにもなっていて、ただただ脱帽するばかり。
冷蔵庫でしっかり冷やして、薄切りにして、少しづつ頂いても、利平栗の繊細な味わいをダイレクトに楽しめます。
秋冬バージョン同様、こちらの商品も実店舗での販売は無く、オンラインショップのみの販売。
量産は難しいため、ごく限られた数量での販売となりますが、栗好きな方には、ぜひとも味わって頂きたい逸品です。
また、美食を極めた食通の方をも唸らせる事間違いナシなので、とっておきの贈り物にもオススメ。
これからの時期は、お中元やお盆の帰省手土産用としても、覚えておきたいお菓子です。
※掲載情報は 2020/07/04 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
岩谷貴美
フードとビューティーがメインのジャーナリスト。女性誌を中心に執筆するほか、企業のコンサルティングや商品開発も行う。食のジャンルは和食・フレンチ・イタリアン・エスニックからスイーツまで。ほぼ毎日、試食会やロケハン、取材、プライベートの会食が入っているので、1日にフルコースを3回食べる事も珍しくない。 【テレビ出演】
■日本テレビ「Oha!4 NEWS LIVE」「ZIP!」「ヒルナンデス!」■フジテレビ「笑っていいとも」「ノンストップ!」■TBS「あさチャン!」「白熱ライブ ビビット」他