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ミルキー感もしっかり味わえる!カカオバリーの「ゼフィール」
この季節になるとパリの街はクリスマス一色になってきます。中でもパティスリーは、内装や外装はもちろん、この時期にでしか味わえないお菓子もショーケースに飾られ多く販売されています。今回は、そんな季節にピッタリな、とてもお世話になった方のお店で食べられる、とっておきのお店とお菓子を紹介いたします。
2018年1月に広尾にオープンをした『アルノー・ラエール ジャポン』は、パリの最優秀パティスリーに選ばれているブランドで、日本初の路面店です。オーナーシェフのアルノー・ラエールさんとは、以前、仕事の関係でパリのお店でも働いていた時からの知り合いです。現在の自分を形成する上でもとても影響を受けた方で、朝早くら厨房で一緒に働き、技術的なことはもちろん、商品開発のアドバイスも的確にしてくれるので、とても勉強になりました。
また、渡仏していた時期が、アルノー・ラエールさんが『M.O.F(フランス国家最優秀職人章)』のコンテストに参加されるときで、お店の仕事とは別にコンテスト用の仕事も手伝い、貴重な経験をすることができ、とても充実した時間を過ごすことができました。
そんなアルノー・ラエールさんのお店『アルノー・ラエール ジャポン』では、クリスマス向けにケーキもいくつか用意されていますが、中でもおススメしたいのが、「ブッシュ イヴォワール」です。ホワイトチョコレートのムースの中には、パッションフルーツとマンゴーのクレムーで味わいは爽やかです。当時、修行時代に私も作っていた思い出のお菓子の一つです。
『アルノー・ラエール ジャポン』の製造責任者の石田 恒平さん曰く、ホワイトチョコレートは、カカオバリーの「ゼフィール」を使用しており、他のホワイトチョコレートよりも、ミルキー感もしっかり味わえるのだそうです。
また、生菓子の他にも焼き菓子などもありますが、中でも「クイニーアマン」はぜひ食べていただきたいお菓子の一つです。古典的な発酵菓子ですが、軽さや素材の香りもしっかり楽しめ、今まで食べてきた「クイニーアマン」とは異なり、その素材の特に小麦粉とバターの味わいや食感の良さにとても驚いたことを覚えています。
毎年日本に来日するときもお会いしており、現在は弊社カカオバリーブランドのアンバサダーでもあるので、また一緒に仕事をすることができる事に感謝しています。
現在も会うたびに刺激を与えてくれるアルノー・ラエールさんのお菓子、ぜひ食べてみていただきたいですね。
店舗名:アルノー・ラエール ジャポン
郵便番号:150-0012
住所:東京都渋谷区広尾5丁目19-9
電話:03-6455-7868
※こちらの商品は、12月19日まで予約を受け付けております。
※掲載情報は 2018/11/27 時点のものとなります。
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キュレーター情報
チョコレートアカデミーセンター 東京
尾形剛平
1997年東京製菓学校卒業。サロン・ド・テ・スリジェ(東京都調布市)、ドゥー・シュークル(東京都江戸川区)にて修行し、渡仏。M.O.F.の称号をもつアルノー・ラエル氏を師事しパリで1年間、その後フランス、キブロンのアンリ・ルルーに移り、同店ジャポンのシェフ・パティシエとして帰国。アンリ・ルルーと提携し、日本で展開している株式会社ヨックモックの商品企画開発担当として7年間勤務。2015年4月より、バリー力レボージャパン株式会社に入社し、チョコレートアカデミーセンター東京の責任者を務める。
2006年メープルスイーツコンテスト グランプリ 優勝、2007年ガストロノミックアルパジョンコンクール ピエスアーティスティック部門 準優勝、2015年カリフォルニアピスタチオコンテスト 準優勝・優秀賞など、国内外の受賞歴多数。