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丸京農園
贈り物DE媛富士B【中玉・高級富士柿(渋抜き)】[媛富士]
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秋の味覚「柿」。実は私、柿があまり好きではないのですが、友人からいただいた富士柿の美味しさに魅了され、すっかりファンになりました。
手の平からはみ出すくらい大きなこの柿は、富士山のように大きな形をしていることから「富士柿」と命名され、愛媛県八幡浜市の「国木・牛名地区」だけでしか栽培されていません。農家も限られているため、全国的に流通量が少なくとても貴重です。
今回、ご紹介する丸京農園の富士柿は、大きいもので直径10cm、重さは600gを超えるものもあり、まさに「日本一大きい」と言われるほどの柿です。
栽培から収穫まで全て手作業で、手間暇かけて作られています。
富士柿は収穫した際は「渋柿」ですが、収穫後にアルコールを施し、専用室で5日間寝かせて脱渋(渋を抜く)することで、柿本来の甘み・旨みを引き出すことができるそうです。
他の品種の柿と比べ富士柿はほとんど種がなく、繊維も少ないことからまろやかな食感、上品な味わいを楽しめ、贈答品としてもおすすめ。
富士柿の魅力は何といっても変化する味と食感。届いた直後はコリコリとしたまろやかな味で、だんだん熟してくるとマンゴーのような食感で上品な甘みになります。そして、完熟するとトロトロになり、とがった山の部分をカットしてスプーンですくって食べるのも美味しいです。ラップで包んで冷凍してシャーベットにするなどして日が経つにつれて変化する味と食感が楽しめます。美味しすぎて完熟するまでに食べてしまいそうなのが心配ですが(笑)今年は、12月中旬から富士柿初の「干し柿」も発売予定とのことなので、そちらも楽しみです!
昔から「柿が赤くなれば医者が青くなる」と言われるくらい柿には栄養があり、ビタミンCも豊富。柿1個で1日に必要なビタミンCを摂取することができます。柿にはアルコール分解作用もあり、お酒を飲む前に食べると悪酔いを防止し、二日酔いの時に食するのも良いといわれています。これからのシーズンはお酒を飲む機会が増えるので、そんなときの対策にもおすすめです。
※掲載情報は 2016/11/19 時点のものとなります。
料理研究家
石松利佳子
「身体の中から美しく」をコンセプトに、マクロビオティック×薬膳×スーパーフードを融合させた植物性100%の料理教室「Salon de R」を主宰。
病気をきっかけに食事を見直し、“身体は自分が食べた物でできている”と実感。外食は楽しみつつも自宅での食事をマクロビオティックに変えて身体が元気になったことから、「食と健康」について興味を持つ。その後は、中国の医学理論に基づいた薬膳を学び、季節や体質、心と身体のつながりなど、その人の状態によって食べるべきものが変わることを知り、料理教室だけでなく薬膳の理論が学べる資格取得講座をスタート。
その他、ワインスクールや短大での講師、豆腐マイスター認定講座、WEB・雑誌にてコラム執筆やレシピ紹介、企業へのレシピ提供や商品開発なども手掛ける。