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形・味ともにバラエティに富んだ7種類が誕生
「パティスリー メゾンドゥース」さんは、八王子市南大沢駅から500mほどの場所にあるパステルグリーンの可愛い看板が目印のお店。
フランス語で「甘い家」を意味する店名の通り、本格的なフランス伝統菓子から、地名を冠した南大沢プリンなどの親しみやすいお菓子まで、様々な年代のお客様に喜ばれるラインナップを取り揃えられています。
オーナーパティシエの伊藤文明さんは、「横浜ロイヤルパークホテル」や「ラ・ヴィ・ドゥース」を経て渡仏。帰国後、「小笠原伯爵邸」や国立「イチリン」のシェフパティシエを務め、2013年に独立開業。
2012年には「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」コンクールで優勝し、2014年にパリで開催されたコンクールで見事10位入賞を果たされました。
このガレット・デ・ロワがスペシャリテとして認知されつつありますが、今回ご紹介させていただくのは、ここ数年ブームとなっている缶入りクッキー『プティ フール セック』です。
実はこのプティ フール セックは、「色々な種類のクッキーを少しずつ味わいたい!」というお客さまのご要望から生まれたもの。
伊藤シェフご自身も他店にお好きなクッキー缶があり、実はずっと興味がおありだったそうで、オリジナルのクッキーをと試行錯誤を重ねられ、形・味ともにバラエティに富んだ現在の7種類が誕生しました。
缶もオリジナルで作成され、お店のテーマカラーであるパステルグリーンとロゴを使い、エレガントな模様が描かれています。
右上から時計回りに……
●バトン ショコラ
全粒粉入りショコラ生地に、アーモンドとショコラでコーティング。
●ガレット プティ
フランス ブルターニュ地方の厚焼きクッキー。
●キャレ ヴィエノワ
バニラ風味のクッキーに木苺ジャムとホワイトチョコ
●リーフパイ
お店自慢のパイ生地に、砂糖をかけて焼き上げて。
●シュトロイゼル
フランス産の粗塩をかけたザックリクッキー。
●マカロン ラスク
アールグレイとカフェ味のマカロンラスク
●ムラング ココ
サクッ、ホロッと軽いココナッツメレンゲ
一般的にプティフールセックというと、乾燥した固めの食感のクッキーというイメージがありますが、こちらはドゥミセック(半生焼き菓子)に近いサクッ、ほろっとしたやさしい食感。
バターリッチで贅沢感もあります。
お店の人気商品でもあるリーフパイは、この缶用にプティサイズの抜き型を作られたそう。
ガレット プティも、小さな半球状でとってもキュート。
リッチなバター風味だけでなく、カフェやアールグレイ、バニラ、ココナッツ、ショコラとオシャレなフレーバーが満載です。
気軽にパクッと食べられるふた口サイズながら、それぞれのフレーバーがしっかりと感じられ、充分な満足感を得ることができます。
ちなみに私はバトン ショコラとガレット プティがお気に入り。
お店のロゴがプリントされたオシャレな缶入りですので、メゾンドゥースさんのお味を知っていただくための手土産やギフトにもピッタリですが、通常お店では販売されていないクッキーばかりですので、是非ご自分用にもお薦めしたい一品です!
※掲載情報は 2016/08/31 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スイーツコーディネーター
松本由紀子
スイーツコーディネーター&ライター。
一般雑誌、菓子専門誌、TV、ラジオ、webサイトと多岐にわたり、ライター&コメンテーターとしてスイーツ情報を発信。スイーツ関連メーカーのコンサルティングを務め、商品開発、コラボ商品の企画、マーケティングに携わる。スイーツ講座(定期/単発)の講師も務める。
10名のパティシエの珠玉の一品!を集約したDVD 『Sweets美術館』をプロデュース&出演。
http://www.amazon.co.jp/Sweets美術館-2012-松本由紀子/dp/B00BPJSFF2
百貨店催事やイベントをプロデュースし、「スイーツコーディネーター松本由紀子セレクション」なる冠催事を展開。
*2012年11月~:フランスフェアー@JR大阪三越伊勢丹
*2014年2月:サロン・デュ・ショコラ@JR大阪三越伊勢丹
*2015年2月:アムール・デュ・ショコラ@大阪高島屋
*2015年10月~:松本由紀子セレクション@阪急うめだ本店
ORIGINE KOBEの広報を務める。
http://r.gnavi.co.jp/ippin/article-2060/