「薄皮饅頭」に込められたあんこへの想い。福島に柏屋「薄皮饅頭」あり!

「薄皮饅頭」に込められたあんこへの想い。福島に柏屋「薄皮饅頭」あり!

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薄皮饅頭にこだわり165年!福島においしい名物あり!

創業は、ペリー黒船が来航(!)する一年前の嘉永五(1852)年。


柏屋の初代当主、本名善兵衛は「病に薬がいるように、健やかな者に心のなごみがいる」との思いから、奥州街道郡山宿の薄皮茶屋にて、餡がたっぷりで皮の薄い饅頭を考案したのが始まりです。


今年の7月1日からちょうど165年目がスタート。つまり、165周年になります。

「薄皮饅頭」に込められたあんこへの想い。福島に柏屋「薄皮饅頭」あり!

柏屋が培った技術、そして職人の技から、「こしあん」「つぶあん」ふたつの餡にこだわり、素材は、十勝産小豆を毎年新モノを入れ替え「新あずき」をふんだんに使用。上品でなめらか、口どけのよさとさらっとした甘味が特徴的な「こしあん」。そして、甘さひかえめ、小豆本来の素朴な風味と、ふっくらとしたつぷの食感が楽しめるのが「つぶあん」の特徴です。


このふたつの自家製餡を楽しんでもらうために、その名の通りの薄い皮で包まれています。

「薄皮饅頭」に込められたあんこへの想い。福島に柏屋「薄皮饅頭」あり!

つまり、「こしあん」「つぶあん」、それぞれに合った薄さで餡のおいしさを包み込まれているのです!

 

その餡と皮の黄金比が絶妙なバランスでして、本当にお土産お菓子か?というくらいのクオリティを保っております。

「薄皮饅頭」に込められたあんこへの想い。福島に柏屋「薄皮饅頭」あり!

先日機会を得て、薄皮饅頭の工場を特別に見せていただくことができました。行き届いた生産管理とスタッフの手間暇を見ることができ、この福島郡山の地で、164年守り続け来た味であることは、間違いありません。

「薄皮饅頭」に込められたあんこへの想い。福島に柏屋「薄皮饅頭」あり!

柏屋さんの言葉に、「まごころを包む」というものがあります。まさに饅頭づくりの原点であり、その時代、時代に合わせたおいしさで、喜びを提案する姿勢。


まだまだ東北の震災の傷跡も残っておりますが、「ふくしまにおいしい名物あり!」

 

ちなみに、先日日本三大まんじゅうと称される「志ほせ饅頭」「大手まんぢゅう」「柏屋薄皮饅頭」が一堂に会し、「第1回日本三大まんじゅうサミット」in Fukushimaを開催されました!

 

まんじゅうは奥深いですね。

「薄皮饅頭」に込められたあんこへの想い。福島に柏屋「薄皮饅頭」あり!

※店頭では柏屋薄皮饅頭 こし、柏屋薄皮饅頭 つぶは1コから購入が可能です。

※掲載情報は 2016/05/26 時点のものとなります。

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キュレーター情報

松田龍太郎

FoodniaJapan株式会社代表取締役

松田龍太郎

慶応義塾大学環境情報学部卒業後、日本放送協会に入局。報道カメラマンとして、全国各地の事件事故、災害など日々のニュースの現場をはじめ、紀行番組の撮影に従事。その後企画・プロデュース業に転職、2010年より株式会社oiseau(オアゾ)を立ち上げる。「人と食の接点を、より良くする」をコンセプトに、食にまつわる事業開発・店舗開発、PRコンテンツ制作を得意とし、また、JETRO地域団体商標海外展開支援事業ブランドプロデューサーを務め、地域食材を海外に展開する事業のブランディングサポートを行なっている。2021年より会社名を変更「FoodniaJapan(フードニアジャパン)株式会社」として、「食場が、食の、接点作り」をニューコンセプトに、アフターコロナの食の場作りに鋭意している。

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