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京都老舗の宝泉の和菓子
京都の住宅街の中にひっそりとたたずむ和菓子茶寮「宝泉」。しっかりとした門構えの前に立つと京都に来たなぁと実感します。中に入ると、きれいに手入れされた庭が広がっていて一気に非日常を感じられます(ちょうど紅葉の始まりの季節で一層素敵でした)。隣の席との間隔は遠く、子供はお断りしているほど徹底された空間づくり。とても静かで優雅な雰囲気を楽しむことができました。注文したのは季節ものである「栗きんとん」。表面には丁寧に裏ごしされた濃厚な栗のペースト、中には柔らかく炊いてある大粒の栗が入っていました。砂糖はほんのわずかで仕上げてあり、栗の風味や味が贅沢に楽しめる一品でこれまた感動。今は栗ですが、春には桜餅など季節の和菓子をお目当てに何度でも立ち寄りたいお店です。駅からは少し遠いのですが、京都駅には支店である宝泉堂があり、茶寮まで足を運ぶ時間がなくても大丈夫です。京都に訪れた際のお土産としてお勧めのお店です。
※掲載情報は 2014/12/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
管理栄養士/料理研究家
鈴木あすな
愛知県名古屋市出身。大学卒業と同時に「管理栄養士」を取得し料理研究家としてのキャリアをスタート。
結婚を機に世界中にたくさんの素敵な食卓=TABLEを作りたいという想いから株式会社Table forを立ち上げる。
現在は料理教室「Cooking School〝Table for″」の運営やメディア出を通じた情報発信、レシピ開発、プロデュース、地域貢献など、より豊かな食卓が増えるよう幅広い活動をしている。