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溢れ出すずんだ餡に蘇る東北の記憶
神奈川出身の私は大学を卒業後、福島の放送局に就職し、3年間、東北の地で生活を送りました。そこで、それまでに味わったことのない数々の美味しさに出会いました。
その中のひとつ、『ずんだ』。
ずんだは“豆打”と書くように、枝豆を茹でてすりつぶしたもの。はじめは独特な香りが正直苦手だったのですが、いつしかハマっていました。ずんだを使ったスイーツを見つけるとついつい手に取ってしまうほど、ずんだをこよなく愛する私ですが、先日、静岡のスーパーで『ずんだ団子』を発見し、即購入!
このずんだ団子を作っている【菓匠 松栄堂】は元々知っていて、この店の『ごま摺り団子』のファンでした。
「ずんだのお団子を作っているなんて知らなかった!」と感動の出会い。冷凍で販売されていたので、まずは常温でゆっくり解凍……。
楽しみに良きタイミングを待ちます。
ここのお団子は、餡がお団子の外ではなく、中に入っているのが特徴。たっぷり餡が入っているので、一口で食べるのがオススメです。
はじめて食べる松栄堂のずんだ団子は、赤ちゃんのほっぺのように気持ちいい、もちもちのお団子の中から、自然な甘みのずんだ餡が溢れ出し、枝豆感が少し残った粒々とした食感と独特な香りがして懐かしい東北での生活が蘇ってきました。
「東北でお世話になった皆さんに会いたいな」心がほっとするスイーツタイムとなりました。
松栄堂には他にも、私が元々好きな『ごま摺り団子』以外に、『黒みつ団子』や『抹茶クリーム団子』もあるそうで、そちらも是非食べてみたいです。
※掲載情報は 2015/11/04 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーアナウンサー
坂本洋子
神奈川県相模原市出身、東京都在住。地方局のアナウンサーを経て、2014年に独立。7年間の局アナ時代に取材したラーメン店は50軒以上、話を訪ねた農家は100人以上。その他グルメ取材を数多くこなす。JA広報誌の食コラムを2年間担当。2013年に結婚。夫はFC町田ゼルビアトレーナー・大沼理貴氏。ジュニア野菜ソムリエやフード・ライフコーデイネーターの資格を持つ。2015年に第1子、2018年に第2子を出産。現在は『お取り寄せ』にはまり中。常に美味しい情報を得るため、アンテナを張り巡らせている。