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小豆島のオリーブ加工品専業企業のアイディア満載
マロングラッセは誰でも一度は食べたことがある定番の西洋菓子。でもマロンがオリーブの実になったら!?こんなになるのですね~。小豆島はオリーブの国内発祥として国内で有名な土地柄。その小豆島でオリーブ商品を専業としている企業のオリーブ商品はとてもユニーク。オリーブオイル、オリーブ化粧品……、そしてグラッセまで!!
青く実った新鮮なオリーブの実はその色目を残してグラッセになっても美しい。種をとって糖蜜で丁寧に長時間熟成して仕上がるグラッセは、あまじょっぱさが不思議に癖になりそう。甘すぎず、さりとて塩気が強すぎず、そのバランスがなんともいえず良い。
和食にも洋食にも、お酒にもお茶うけにも
オリーブ漬けもどちらかというと西洋料理に使われるし、オリーブオイルも欧風料理が主流。グラッセはもともと西洋菓子だ。それなのに、不思議に日本の緑茶やお抹茶とも相性が良いの。商品名もオリーブグラッセではなくて「おりーぶぐらっせ」。勿論、ワインやシャンパン、ブランデーやウイスキーにも合う優れもの。前菜にもデザートにも応用が効いて、不思議なお菓子なのですね。
オリーブ好きの私。友人からいただいた他社のオーガニックのオリーブ塩漬けも一緒に載せてみた。オリーブってなんともいえず綺麗。グラッセはお砂糖にまぶされているけれど、柔らかなパウダー砂糖なのでザラザラしないのもイイ。
ファスナーにまで気配りのある心ある商品
実はこちらの商品、味以外に感動的なホスピタリティが!それは、開け口。手で切り口を開けるとき、目印がとてもわかりやすく、その目印を引っ張るようになっている。とても開けやすいの。右下にあるのが“引っ張った後のもの”。
さらにその後、湿気ないようにジッパーがついている。「いえいえ」これは今どき普通ですね。そのジッパーの位置がポイントなの。表面が裏面より少し下に位置しているため、とても開け閉めが楽なのだ。かゆいところに手が届く気配り商品といえまする。使い手の気持ちになって丁寧に商品を作られているのがわかる一品。飽きない味に、思わずもう一つ!
※掲載情報は 2015/05/05 時点のものとなります。
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キュレーター情報
(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサー
小倉朋子
(株)トータルフード代表取締役/亜細亜大学講師/「食輝塾」主宰/日本箸文化協会代表/農水省関東農政局食育推進ネットワーク幹事/ジャパンビアソムリエ協会マナー顧問/(社)エチケット・マナー協会理事
来世も再来世も食の仕事を!生粋の食マニア。トレンド、食文化、お取り寄せ、マナー、ダイエット、食育、伝統食…専門は広く、多角的に食の提案しています。どんなメニューも可能、店舗、食品関連のメニュー開発から一連のフードプロデュース多数。世界の食事マナーと食を総合的に学び生き方を整える「食輝塾」主宰。20年近く一度も同じ内容せず毎月開催を更新中!
●メディア
NHKラジオ番組3年以上レギュラー講師、日テレ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」、はなまるマーケットなど出演、新聞、雑誌連載
●著書
『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』(文響社)、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)、『愛される「ひとり店」の作り方』(草思社)、『「いただきます」を忘れた日本人』(アスキー新書)、『グルメ以前の食車マナーの常識』(講談社)ほか、ベストセラー多数