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日本でただ一軒、金平糖の専門店が作る金平糖
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今回ご紹介する逸品は、日本で唯一の金平糖専門店である、1847創業の京都・緑寿庵清水の七夕限定の金平糖「星にねがいを」です。
金平糖は古くから砂糖菓子としてよく知られた和菓子です。
もともと16世紀にカステラとともにポルトガルから日本に伝来し、ポルトガル語で糖菓を意味するコンフェイト(confeito)が語源だそうです。
伝来当時、金平糖は公家や高級武士しか口にできない大変珍しく貴重なものだったそうですが、やがて九州から京都、江戸へと広まるにつれ、一般の人にも親しまれるお菓子となっていったそうです。
金平糖にはレシピがなく、今でも気温や天候によって変わる蜜の濃度や釜の角度と温度、釜で転がる金平糖の音を聞きながら、職人が長年の感と経験で作っているそうです。
また、表面にある凹凸状の突起がある金平糖のサイズになるまで、手作業で1〜2週間かかるということを知ってとても驚きました。
お菓子作りをする方々の間で、ホームメイドで金平糖を作ったという話は聞いたことがなかったのもうなづけました。
緑寿庵清水の金平糖もそんな熟練の手作業で長い時間をかけて丁寧に作られています。
一つ一つが、なんだかキラキラ輝く宝石のように思えてきますね。
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七夕は星形の金平糖に願いを込めて!
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七夕の期間限定「星にねがいを」は5種類のフレーバーの金平糖が楽しめるセットになっています。
セットに付属の笹に願いをこめた短冊と金平糖を飾れば七夕飾りとして飾ることができるようになっています。
緑寿庵清水では、星の形をした金平糖にいつまでも夢と願い忘れないように願いを込めて、毎年七夕限定で発売しているそうです。
5種のフレーバーは、「巨峰」「檸檬」「蜜柑」「苺」「天然水サイダー」。
口に入れると、どれも上品な甘味とともにそれぞれの風味が広がり、小さい一粒ながらとても楽しむことができます。
お茶タイムだけでなく、ちょっと一息つきたい勉強や仕事の合間に口にするのもぜひオススメです。
七夕限定「星にねがいを」 1箱 1,800円(税抜き)
緑寿庵清水各店舗、有名百貨店にて 季節限定で購入可能
*様々なフレーバーの金平糖やその他の詰め合わせセットはオンラインショップにて購入可能
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※掲載情報は 2021/06/25 時点のものとなります。
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キュレーター情報
サロン道(C)研究家
ローズ麻生育子
有限会社ハッピーキューブス代表、サロネーゼカフェ(C)プロデューサー。
東京・世田谷生まれ。
青山学院大学フランス文学科卒業後、ラフォーレ・ミュージアムの企画室にて、コーディネーターとして、アートを中心としたイベントの企画、運営に携わる。
その後、子育ての傍ら京都造形芸術大学建築学科で学び、2級建築士の資格を取得。
2006年に起業後は女性のキャリア・生き方をサポートするイベントやセミナーの企画運営、企業のPR&ブランディングなども手がける。
2012年、3月6日を自宅を活用して教室などを開く女性(=サロネーゼ)を応援する「サロネーゼの日」として記念日に制定し、サロネーゼのコミュニティ「サロネーゼカフェ@」の運営を開始。