京都の老舗『緑壽庵清水』の“金平糖”を銀座で!

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1847年創業の『緑壽庵清水』の金平糖との出合いは、季節限定の“空中すいか”でした。
京都の小粋なワインバーで活躍しているソムリエ仲間が、東京に遊びに来た時に持参してくれたのですが、結婚式の引き出物に使って以来、同店の金平糖をひいきにしている彼の“もの選びのセンス”に感心しました。

 

昨年12月、緑壽庵が銀座に初出店したこともあり、今秋のシャンパーニュ研修ツアーでは、現地への手土産に使いました。

京都の老舗『緑壽庵清水』の“金平糖”を銀座で!

金平糖はポルトガル発祥の砂糖菓子で、伝来したのは1546年。日本にはビスケット(biscoito)、カルタ(carta)やタバコ(tabaco)等、馴染みの多いポルトガル語が多く、金平糖も「confeito(コンフェイト)」が語源になっています。

小さくて甘くて可愛い星形の金平糖!


同店のサイトに「織田信長も宣教師から贈られ、その形と味にたいそう驚いた」との記述がありますが、その昔、甘味は美味と同義語であり、甘いもの=美味しいものだったので、伝来当時から、金平糖は貴重品でした。ちなみに、人間が“味覚”を学ぶ過程で、最初に受け入れるのは「甘味」で、長ずるにつれ、塩味、酸味、苦味をマスターしていきます。

京都の老舗『緑壽庵清水』の“金平糖”を銀座で!

京都の緑壽庵清水のイメージカラーは緑で、銀座店は白が基調。本店とは異なるアイテムも販売しています。シャンパーニュへの手土産には、“泡”感覚ということで、銀座店オリジナルの『銀座ソーダの金平糖』も選択しました。シュワシュワ感があるので、現地でも興味を持って喜んでいただきました。

 

日本ならではの歳時限定品、その時季しか味わえない四季折々の金平糖、柚子やソーダの食感が楽しめるオリジナル、手軽な星のしずく等、さまざまな種類があります。
アルマーニの制服で話題になった泰明小学校の対面に位置する銀座店の佇まいはとてもお洒落。是非一度足を運んでみてください。従来からの金平糖のイメージを覆す、格調ある金平糖に魅了されるはずです。
インターネットでの販売はしていませんので、注文の場合はお電話で!

※掲載情報は 2018/12/21 時点のものとなります。

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キュレーター情報

青木冨美子

ワインジャーナリスト

青木冨美子

NHK、洋酒メーカーを経て、現在フリーランス・ワインジャーナリスト。(一社)日本ソムリエ協会前理事、機関誌『Sommelier』前編集長。17世紀、3つのコトー(丘陵斜面)で造るシャンパンの愛好家によって組織された「オルドル・デ・コトー」が起源の由緒ある団体『シャンパーニュ騎士団』から2009年5月シュヴァリエ(騎士)受章、2012年5月には、オフィシエ(将校)受章。2013年4月オーストラリアワイン名誉スペシャリスト受賞、ワイン本の執筆や監修、企業向けのワイン講師。『NHK文化センター青山校』、『ホテルオークラ ワインアカデミー』専任講師。Facebook『ワインのこころ Non Solo Vino版』でワイン情報発信中。著書に『おいしい映画でワイン・レッスン(講談社)』、『映画でワイン・レッスン(エイ出版)』監修『今日にぴったりのワイン(ナツメ社)』ほか。

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