祝・創業200周年!『ビルカール・サルモン』のロゼに注目

祝・創業200周年!『ビルカール・サルモン』のロゼに注目

記事詳細


紹介している商品


6月に『ビルカール・サルモン』の創業地マレイユ・シュール・アイ村で祝宴が開かれます。その『ビルカール・サルモン』が“祝祭のシャンパーニュ”と形容しているのが「ブリュット・ロゼNV」12000円(税抜)です。


メゾンの代名詞とも呼べるシャンパンで、パリの三つ星レストラン『アルページュ』のアラン・パッサール氏を筆頭に、星付きレストランのシェフたちからも高く評価されています。

色調はラベルと同じ淡いサーモンピンク、繊細な気泡と緻密な酸味と優しいミネラル感、“フィネスとエレガンス”のある魅力的なシャンパンです。


ぶどう品種はシャルドネ60%、ピノ・ノワール20%、ムニエ20%で、赤ワイン(マレイユ・シュール・アイ産とアンボネイ産)を10%以下ブレンドしています。シャルドネ主体のフレッシュな味わいなので、メゾンでは「ロゼ・シャンパンというよりシャンパンのロゼ」と語っています。色で合わせるマリアージュとして、サーモンを使ったお料理やお寿司がおすすめです。

創始者の名を冠したシャンパン、そして200周年記念ボトルも登場

祝・創業200周年!『ビルカール・サルモン』のロゼに注目

『ビルカール・サルモン』の創業は1818年。
ニコラ・フランソワ ビルカールとエリザベス・サルモンの結婚によって誕生したメゾンで、今日まで家族経営を貫いています。


画像にある「キュヴェ ニコラ・フランソワ ビルカール」28,000 円(税抜)は、1964年に創始者に敬意を込めて造られたオマージュアイテムで、ピノ・ノワール60%とシャルドネ40%を使用。ピノの一部を樽熟成させることで、繊細さと力強さを表現しています。メゾンの想いがこもったシャンパンです。


そして……200周年のために造られた「スペシャル・キュヴェ」は、ピノ・ノワール92%、シャルドネ4%、ムニエ4%を使い、秀逸なヴィンテージの2012年、2008年、2006年、若干2001年をブレンドしたスタイル。マグナム(1500ml)が1818本、ジェロボアム(3000ml)が118本の希少アイテムで、それぞれ240,000円(税抜)、490,000円(税抜)となっています。スペシャル・キュヴェは現地の祝賀会でお披露目された後、リリースされる予定なので、『ビルカール・サルモン』ファンは早目のチェックを!

※掲載情報は 2018/05/02 時点のものとなります。

  • 6
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
祝・創業200周年!『ビルカール・サルモン』のロゼに注目
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

青木冨美子

ワインジャーナリスト

青木冨美子

NHK、洋酒メーカーを経て、現在フリーランス・ワインジャーナリスト。(一社)日本ソムリエ協会前理事、機関誌『Sommelier』前編集長。17世紀、3つのコトー(丘陵斜面)で造るシャンパンの愛好家によって組織された「オルドル・デ・コトー」が起源の由緒ある団体『シャンパーニュ騎士団』から2009年5月シュヴァリエ(騎士)受章、2012年5月には、オフィシエ(将校)受章。2013年4月オーストラリアワイン名誉スペシャリスト受賞、ワイン本の執筆や監修、企業向けのワイン講師。『NHK文化センター青山校』、『ホテルオークラ ワインアカデミー』専任講師。Facebook『ワインのこころ Non Solo Vino版』でワイン情報発信中。著書に『おいしい映画でワイン・レッスン(講談社)』、『映画でワイン・レッスン(エイ出版)』監修『今日にぴったりのワイン(ナツメ社)』ほか。

次へ

前へ