京都の老舗和菓子店が作る、桜の花びらをかたどった繊細かつ美しき「干菓子」

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創業は明治6年。昔ながらの和菓子の技法を守る

京都の老舗和菓子店が作る、桜の花びらをかたどった繊細かつ美しき「干菓子」

関西には府県ともにそれぞれの良さがあります。特に「三都物語」とよく言われる京都、大阪、神戸ですが、各々に趣きが違い、楽しさも千差万別。中でも京都は日本を代表する歴史もあり、神社仏閣を始めとして観光名所も素晴らしく、料理やお土産も粋なタイプがたくさんあります。今回紹介させていただくのは、京都の『京菓子司 末富』です。創業は1893年(明治6年)。お客様に京菓子の素晴らしさを伝えたく、末富では今なお昔ながらの格式を守り、大量生産でない心のこもったお菓子を作ることを心掛けています。「先人達が培ってきた伝統をふまえながら、今までのお菓子の世界を広げ、 時代に添った良いところを加えながらお客様にお使いいただける京菓子を作っていきたい」という真面目な京菓子やさん。まさに「夢と楽しさの世界」の追求。

桜が咲いたかのような華やかさと楽しさが溢れだす

京都の老舗和菓子店が作る、桜の花びらをかたどった繊細かつ美しき「干菓子」

『京菓子司 末富』では、特に「野菜煎餅」や「うすべに」などが有名ですが、今回は「干菓子」を。干菓子にも様々な種類がありますが、こちらは、桜の花弁をかたどったタイプ。開けた瞬間に、まさに桜が咲いたかのような華やかさと楽しさが溢れます。と、ともに繊細さもあり、和菓子と言うよりも芸術作品を見ているかのよう。壊れないように、箱に工夫がなされているのにも驚きます。しかも、砂糖と山芋、馬鈴薯でんぷんからなり、上品な甘味、やさしいくちどけに「さすが、京都」と唸るような和菓子です。そして特筆すべきは包装紙のブルーな色合い。昭和20年初頭に2代目山口竹次郎氏が新しい包装紙の意匠を日本画の池田遥邨画伯にお願いしたもの。2人で検討を重ねて誕生したこの色目は、今では「末富ブルー」と呼ばれています。

※掲載情報は 2019/04/15 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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