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奇跡のチーズケーキの人気は、行列に並んでも食べたい味
スペインにサンセバスチャンという“美食の街”がある。ここでは、美味しいものを求めて、一晩で食べ歩きをして少しでも多くのお店を訪れる人が絶えない。そこで、チーズケーキを出しているお店「ラ・ヴィーニャ」。スペインバルなどで満喫した後の食後のデザートとして、このチーズケーキだけを食べにくる人もいるという。世界中のシェフがこのチーズケーキのレシピを求めてくるが、決して他には教えることがなく長年守られ続けてきた。その中で、2年間「ラ・ヴィーニャ」に手紙を書きつづけ、現地に行くなどの情熱を認められ、厨房に入ることを許されたシェフがいる。先月、嵐さんの番組でも取り上げられたほど。行列が絶えないけれど、チーズケーキ通には一度は食べていただきたい逸品をご紹介したい。
それが、チーズケーキのテイクアウト専門店「GAZTA(ガスタ)」だ。「GAZTA」はスペインのバスク地方の言葉で“チーズ”を意味する。まだオープンから約半年にも関わらず、平日も週末も、朝から晩まで行列ができるほどの人気。お客様に迷惑がかからないようにと、整理券を配布しているので、早めに行って整理券を手に入れたら、春めいてきた周辺をお散歩しつつ、チーズケーキの焼き上がりを待ってみてはいかがだろうか。
要冷蔵で保存し、冷蔵庫から出して約10分が一番美味しくいただける「GAZTA」のチーズケーキ。高温でこんがりとした焼き目をつけつつ、中はキメがこまかく、しっとりとした食感。ほどよい酸味に、深いコク。この美味しさを表現する日本語が見当たらない。スフレチーズとも、レアチーズとも、ベイクドチーズとも違う、“新しいチーズケーキ”なのだ。
今はチーズケーキを更に楽しんでほしいと、2種類のトッピングを追加できるようになっている。それが、次の写真のこだわり抜いたオーガニックのメープルシロップと岩塩だ。
カナダ産のオーガニックメープルシロップをかけると優しい甘さで、深みのあるプリンのように。黄金色につやつやと輝き、見た目も美しい姿へと変化する。
先月からはブルターニュの岩塩もトッピングとして選べるようになった。こちらは、ワインなどのお酒に合う大人のデザートに。もちろん、コーヒーや紅茶にも合うので、お好みで召し上がってほしい。
3通りの食べ方を楽しめる今までにない“チーズケーキ”。シェフの努力とこだわりの賜物を、是非堪能してほしい。
世界中のシェフが作りたいと求めた美食の町“サンセバスチャン”の「ラ・ヴィーニャ」のチーズケーキ。それを、世界で唯一許された日本人シェフのこだわりは、この行列でお分かりいただけるだろう。
チーズケーキ好きのお友達への手土産にお渡ししたら、朝ごはんの代わりに2個もたべてしまったとのこと。
みんなを笑顔にしてくれるので、自分へのご褒美に、そして手土産に。
※掲載情報は 2019/04/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
発酵料理研究家/観光連盟アドバイザー
高橋香葉
「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。
主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等