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築地発の美味しいどら焼き
築地魚河岸の『茂助だんご』は串団子が有名で、“だんご三兄弟”のモデルになったことで知られています。ただ、生菓子ですので当日中に頂かなくてはなりません。前もって用意する手土産や、すぐに召し上がるとは限らない場合の差し入れにぴったりなのが、同店の「どら焼き」です。
だんご同様三種あるので、私は勝手に”どら焼き三姉妹”と呼んでいます。左からどら焼き、トラ焼き、抹茶蒸しどら、です。セロハンに豪快、大胆に書かれた“どら焼き”の文字までも、シンプルな美味しさを代弁しています。
(左から)どら焼き、トラ焼き、抹茶蒸しどら
(左から)つぶ餡、白あん、こし餡
三種三様な味わいの「どら焼き」
長女とでも呼ぶべき、スタンダードな「どら焼き」はつぶ餡です。茨城県のブランド卵、濃厚な黄身で知られた奥久慈卵で作られた生地は、ふんわりと滋味あふれる味わいです。中には甘~いつぶ餡がたっぷり詰まっています。
次女は、「トラ焼き」です。生地は「どら焼き」と同じですが、表面をトラの模様に焼いており、優しい食感です。中身はおめでたい大福豆の白あんで、ちょっと他所ではお目にかかれません。
三女は、「抹茶蒸しどら」です。京都宇治抹茶を練りこんで蒸した生地はほろ苦く、爽やかな香りがします。こちらのあんこはこし餡です。生地の薄いグリーンと、餡の深い紫色が美しいコントラストです。
生地も三種類なら、あんこも三種類、細部まで丁寧に考えられたどら焼きなのです。
※掲載情報は 2019/03/10 時点のものとなります。
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キュレーター情報
エグゼクティブアシスタント
増渕明日香
銀座で役員秘書をしておりますので、日々美味しいものに出会えます。秘書のほか、マナー講師もしております。贈り物のマナーは、お相手のことを一番に考えることです。差し上げる方の笑顔を思い浮かべ、相手も自分も思わず顔がほころんでしまうようなお品物選びを心がけています。クライアントへのお土産、大切な人への記念の贈り物、ミーティングがはかどるお弁当やほっと一息つけるお茶菓子など……デパ地下めぐりやお取り寄せが趣味なので、楽しみながら選んでいます。 秘書ネットワークのほか、社内有志で銀座でパフェを食べる「パフェ部」活動をするなど、美味しいものが取り持つご縁に助けてもらっています。 秘書検定1級、国際秘書検定CBSホルダー、日本サービスマナー協会認定マナー講師、認定コーチ、アロマテラピー検定1級、日本茶検定1級。