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ガーリックペッパー、ポタージュなどフレーバーの種類も豊富
「太陽にほえろ」に登場した萩原健一さんが演じた刑事「マカロニ」の名前は、「マカロニ・ウエスタン」が由来らしい。「マカロン・ウエスタン」とは映画「荒野の用心棒」など1960年代から1970年代前半にイタリアで500本以上、制作された西部劇のことを表す和製英語のことらしい。ん? 和製英語ということはマカロニ・ウエスタンも日本発祥ということか。日本発祥の「マカロニサラダ」が子供時代、苦手だったのに今や大好物の話から、「マカロニ・ウエスタン」の話にそれておりました。
発祥ついでにマカロニの国産生産発祥の地は新潟県加茂市らしい。先日、新潟滞在中、『ぱすたみすた』の「マカロニチップス」を口にしました。コシヒカリの米粉をまぶして揚げてあるだけのマカロニなのですが、これがやめられないのです。止まらないのです。このフレーズに似たCMありましたね。「太陽にほえろ」の頃にも流れていたなぁ……いや、いや、また話がそれていきそうです。
マカロニチップスはビールにもよく合うのです。フレーバーも、ガーリックペッパー、ポタージュ、しょうゆバター、ブラックペッパー、のりしお、コンソメ、カレーなど種類豊富。イタリア人にも食べさせたいなぁ。イタリア人といえば、イタリアでは「マカロニ・ウエスタン」ではなく「スパゲッティ・ウエスタン」と呼ぶらしい。映画評論家の淀川長治さんが「スパゲッティでは細くて貧弱そうだ」ということで「マカロニ・ウエスタン」と名付けたのだとか。結局、最後まで話がそれてしまいました。
※掲載情報は 2018/05/12 時点のものとなります。
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キュレーター情報
旅行作家・エッセイスト
イシコ(石原英一)
1968年岐阜県生まれ。静岡大学理学部数学科卒業後、大道芸を使った子供ショーをしながら全国を行脚する生活を10年程続ける。2003年(有)ホワイトマンプロジェクト設立。5年間限定で国内外問わず50名近いメンバーが顔を白塗りにすることでさまざまなボーダーを取り払い、ショーや写真を使った表現活動や環境教育を行う。一方、女性ファッション誌編集長、WEBマガジン編集長を経て、「MONOマガジン」や「散歩の達人」などに連載を持つようになり、エッセイストとしての活動を始める。2008年から2009年まで「SKYWARD」、「SANKEI EXPRESS」、「nakata.net」など新聞、雑誌、WEBに「旅」や「食」をテーマにした連載やブログを持ちながら世界一周。
帰国後、岐阜県安八町に移住し、ヤギと暮らしながら、「旅」と「散歩」をテーマにWEB、書籍、テレビ、講演、商品プロデュースなどを通して表現している。著書に「世界一周ひとりメシ」(幻冬舎文庫)、「世界一周ひとりメシ in JAPAN」(幻冬舎文庫)、「世界一周飲み歩き」(朝日文庫)がある。