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濃厚抹茶の風味が美味しい「百年餅(ももとせもち)」
「百年餅」と書いて、「ももとせもち」と読みます。その名前が物語るように、100年を超える歴史を持つ抹茶餅で、『京はやしや』が大切にその味を受け継いできた伝統のお菓子です。
こちらのお菓子、恵比寿の店舗で先行販売されていたものを料理教室の若い生徒さんが見つけて、手土産で持ってきてくれたのですが、あまりの美味しさに感激してしまいました。
包み紙を開くと、ふわふわの濃い抹茶色のお餅が顔を出します。この深みのある抹茶色は、抹茶だけではなく、黒糖を使っているから。
手に取ろうと触れた途端、そのふわふわの柔らかさに驚きます。まさに、赤ちゃんのほっぺそのもの。こんな柔らかなお餅は初めてです。
黒糖の素朴な甘さは控えめ。どこか懐かしいようなお味は長い時を越えて、今でも多くの方に喜ばれる味わいだと思います。数ある抹茶味のお菓子のなかでも、余計なものが入っていない分、お茶の旨味や甘味、苦味、そして香りが強く感じられます。
ふわふわのお餅は口の中に入れると、最初、その弾力に驚きますが、卵白を泡立てたものを絶妙な配合で練りこんだ餅生地はやがて雪解けのようにすっと溶けていきます。後に残るのは、贅沢な抹茶の香り。食感のアクセントとなる小さなクルミがまた美味しく、ちょうど黒糖の香ばしさと良く合います。
恵比寿の店頭では、ご自分用に1個から買うことができますが、手土産にぴったりな6個入りの箱詰めもございます。インターネットでのお取り寄せもできますので、皆さんにもこのふわふわの柔らかな食感をぜひ、「百年餅」で味わっていただければと思います。
※掲載情報は 2017/12/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
Takako'sKitchen主宰
二階堂多香子
子供時代から料理が大好き。初めてのフルコースディナー作りの経験は 10歳の時。家族の喜ぶ姿が嬉しく、料理を通じ人を笑顔にできる、という発見に心躍らせました。
大学卒業後、フランスでの料理遊学を経験し自宅での料理教室をスタート。結婚後は料理教室やケータリングの仕事に励みました。1990年に夫の海外赴任に伴い初めて在外生活をオーストラリアで送ったのを皮切りにブルガリア、イラン、アメリカ(ニューヨーク) 、クゥエート、スイス の6カ国、通算18年間を海外過ごしたことになります。その間夫の勤務の 都合でまとまって東京にいる間には料理教室を継続し今に至りました。
2016年、スイスからの帰国を機に満を持して下北沢の自宅キッチンにて 料理教室、Takako's Kitchen を立ち上げました。 長い在外勤務の間に経験した豊富なおもてなしのノウハウ、各国で覚えた味、世界中の友人達から習ったレシピの数々、そして材料の違うどんな場所でもどんなキッチンでも同じように美味しい味を生み出してきた臨機応変の合理的な調理をお伝えしています。