9人の若き蔵人が同世代のために醸す革新の日本酒「NINE」

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日本酒初心者から通までとりこにしそうな、新しい味

日本酒好きの友人からウワサを聞き、ずっと呑んでみたかったのが、この「9」シリーズ。女性の杜氏さんに蔵元の七代目、精米や販売担当の方など、若い蔵人が9人集まって「自分達と同世代の人が呑んでおいしい酒を」という目標を掲げて造った、と聞いていたからです。しかも、水や米などの原料もすべて同じ岡山産だったり、「菩提もと」という室町時代からの伝統的な製法だったりと、かなりこだわっている。

9人の若き蔵人が同世代のために醸す革新の日本酒「NINE」

私が購入した冬季限定のホワイトボトルは、純米生原酒。冷蔵庫で一ヶ月ほど寝かせてから呑みました。スッキリしていながらもフルーツのような甘みがあり、それでいてキレがよくて生酒ならではの酸味もあり、猪口を口に運ぶ手が止まらなくなりました。これなら日本酒を呑みはじめたばかりの若い方にも受け入れやすいでしょうし、日本酒通な年配の方にもウケがいいでしょう。

9人の若き蔵人が同世代のために醸す革新の日本酒「NINE」

ホームパーティーで鍋を囲みながら呑んだのですが、ガーリック系の洋風のおつまみにも合いました。いろんな食べ物にあわせやすいので、持ち寄りのパーティーなんかには、とてもオススメ。白ワインとあわせるような前菜なんかでも合うと思います。

インターネット上で動画も見られるのですが、蔵人さんは本当にお若い方ばかり。皆さん20代~30代ではないでしょうか。同世代のきき酒師としては、本当にうれしい限り。常に進化していってこそ、伝統も守られるのだと思いますし、若者の日本酒離れが進む今だからこそ、今後もがんばってもらいたい! 私も密かに応援していきたいと思います。

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御前酒蔵元 辻本店

※掲載情報は 2015/02/24 時点のものとなります。

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キュレーター情報

田中青佳

きき酒師、ママ+酒=笑顔の仕掛け人

田中青佳

「ママになって飲む酒は、今までよりももっとおいしい」そんな思いを胸に、「ママ+酒=笑顔」の居酒"家”PROJECT始めました。家で居酒屋気分を楽しむちょっとしたコツや、おすすめのお酒、簡単つまみ、おとりよせ情報など、日本中の酒好きママに、おいしいお役立ち情報をお届けします。

◎プロフィール
2001年、20歳のときに日本酒サービス研究会・酒匠研究連合会(SSI協会)認定”きき酒師呼称資格”を取得。銀座醸膳での修行時代(1stシーズン)、クラブイベントや各種PARTYでのケータリング活動時期(2ndシーズン)を経て、現在はWEBメディアや雑誌にて、お酒に関するコンテンツを提供。
一児の母として、育児系情報を発信するライター/ファシリテーターとしても活動中。

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