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最近ご近所で一番お気に入りの銀座プレイスのビストロマルクスさんで最愛のブリオッシュ！
美味しい物を愛する私。世界中どこに行っても美味しい物を探しています。その私が最高に恵まれている～、と思うことは銀座民であること。銀座は世界で一番、美味しい物が集まった街だと思うのです。グランメゾンやワールドフェイマスなお寿司屋さんたちから小路の焼き鳥、スタンドのバルなど幅広いジャンルの素晴らしいレストラン、デパ地下、食のセレクトショップ、日本中からの物産館のような素敵な食材屋さんなどなど美味しい物のテーマパークのような街です。
毎日、今日はどんな美味しい物に会えるかな～と歩くと楽しくて仕方有りません。その大好きな街、銀座で最近一番のお気に入りが去年オープンした銀座プレイスにできたビストロマルクスさん。パリで2つ星レストランを指揮するティエリー・マルクス氏の東京店は開放的な窓から4丁目交差点の和光の時計台が真向かいに見えるという、素晴らしいロケーションのお洒落なレストラン。
ブランチタイムから夜のバータイムまで、いつ伺ってもシチュエーションにぴったりの絶品お料理が頂けるのでとても有り難いお店です。
お店で頂くお料理もいずれも逸品ですが、もうひとつのお楽しみがテイクアウトできる「ブリオッシュ」！元々ブリオッシュ好きな私ですが、こちらのブリオッシュはほんとうにすごい！生地がフィユタージュのように層になっていて、ブリオッシュのこくとフワフワ感を持ちながら、パイやクロワッサンのようなサクサク感が共存しているのです。一口ちぎって口に含むと芳醇な香りの漂うバターが鼻に抜けて幸福感でいっぱいになります。
シェフパティシエの江藤氏に伺ったところ、生地とバターを層にして重ね、しっかりと寝かせることで、空気を多く含んだエアリーな仕上がり、「外はカリッと、中はフワッ」ととろける食感の実現に成功したそうです。 北海道産の小麦や、コクと甘みが強い卵、国産発酵バター、生イーストを使用するなど、素材と製法にこだわって作られているそうで、リッチだけれど飽きのこないお味で食べ始めたら止まりません。ティエリー・マルクス氏の信条が「料理人・パン職人は、調理技術によってシンプルな素材に付加価値をつけ、素材そのものの価値を高めるものである」とのこと、まさにその通り、ブリオッシュというシンプルな食品がここまで美味しくなれることに感動を覚えます。たかがブリオッシュ、けれど朝の時間を最高に幸せにしてくれるブリオッシュで素敵な一日がはじまります。
※掲載情報は 2017/03/10 時点のものとなります。
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キュレーター情報
田中伶子クッキングスクール校長
中村奈津子
日本女子大学食物学科卒業後、全日本司厨士協会に就職。ニューヨークのニュースクール、フィレンツェのラ・フォールアカデミー、香港鴻星料理学院で学ぶ。2006年ニューヨーク駐在時より料理教室「LOVELY TABLE NEW YORK」を主宰。2009年帰国後、実家田中伶子クッキングスクールに勤務。2012年「LOVELY TABLE GINZA」開校。現在もニューヨークを行き来する活動をしている。
PHP研究所発行月刊誌「JAPAN CLOSE-UP」に料理記事連載。光文社「VERY」「女性自身」などに寄稿。ＢＳフジ阿川佐和子氏の「阿川ごはん」レギュラー出演。日本テレビ「ＺＩＰ！」定期出演中。
主婦と生活社発行「一生作り続けたいおかず～５０年の名門料理教室のベストレシピ１５０」が2014年本屋レシピ本大賞4位入賞。2014年9月講談社発行「本当に作りたい料理、ぜんぶ。」好評発売中。
