京都に行ったら絶対買いたい!漬物の名店自慢の日本人のソウルフード「漬物」3選

京都に行ったら絶対買いたい!漬物の名店自慢の日本人のソウルフード「漬物」3選

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京都の食文化のひとつとして親しまれているのが、「お漬物」。野菜本来の味を活かし、程良い酸味とまろやかな風味が特徴です。そんな漬物の歴史は古く、平安時代に宮中の儀式などについて書かれた書物「延喜式(えんぎしき)神名帳」にもその名前が登場しているそうです。

 

なかでも、聖護院かぶらを原材料とする「千枚漬」、かぶらの一種であるすぐき菜を原材料とする「すぐき」、そして赤しそとなすを塩で漬け込んだ「しば漬」は、京の三大漬物として人気となっています。

 

今回は、そんな京都に行ったら買いたい、漬物の名店自慢の日本人のソウルフード「漬物」をご紹介します。

 

寒くなってくるにつれ「漬物」はベストシーズンを迎えますので、ぜひ参考にしてくださいね!

1:天保年間に創業の老舗「村上重本店」のこだわりを感じる逸品

京都に行ったら絶対買いたい!漬物の名店自慢の日本人のソウルフード「漬物」3選
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「千枚漬」が有名な漬物店「村上重」は、天保年間に創業した老舗の漬物店。こちらの看板商品である「千枚漬」は、聖護院かぶら、昆布、塩に塩加減や重石加減、気候加減などを考慮して、熟練の職人技で漬け込んだ逸品。これとアツアツのごはんだけで、完成した料理になりますよ。賞味期限は6日間ですが、あまりの美味しさにあっという間になくなりますよ。

2:京都にあった今までの常識を覆す、しば漬け「おらがむら漬け」

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昭和初期に創業された「ニシダや」の「おらがむら漬け」は、大原名産であるしばづけにヒントを得て、本来の茄子が主であった漬物を胡瓜に変え、オリジナル製品として販売したところ、「しば漬け」を越えた「しば漬け」として評判となりました。原材料は、「胡瓜」、「茄子」、「生姜」、「茗荷」、「しその葉」で、多くの野菜が入っていること驚かされる漬物です。炊きたての白いご飯の上に「おらがむら漬け」をいくつか載せてみると、白米の白さと素材の赤紫色の綺麗なコントラストがひと際目立ち、食欲をそそりますよ!

3:自家製の柔らかくて香り良い紫蘇で作る志ば漬

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京都に行ったら絶対買いたい!漬物の名店自慢の日本人のソウルフード「漬物」3選

「志ば久」は昭和の初め頃、農林業の傍らで製造したのが始まりの京都の漬物屋。しば漬けは、自家栽培の赤紫蘇から作られます。良質の赤紫蘇と茄子が揃う7月から8月上旬の間に年間分の「赤志ば」の漬け込みが行われ、熟成蔵の樽の中で時間をかけじっくりと乳酸発酵し、熟成をしてゆきます。漬け込みから2週間、熟成が浅めのモノは新漬として出荷。2か月を経てしっかりと漬かったモノは袋詰めして出荷されます。この他にも京都三大漬物の「すぐき」も絶品。口に入れて少ししてから熱い白飯を食べると、酸味が口の中に馴染んでゆっくりと消えていくそうです。数滴の醤油と七味をかけるのが、おすすめの食べ方だそうです!

※掲載情報は 2016/10/13 時点のものとなります。

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