江戸時代から親しまれてきた体の芯までぽっかぽかに温まる嬉野温泉の温泉湯豆腐

江戸時代から親しまれてきた体の芯までぽっかぽかに温まる嬉野温泉の温泉湯豆腐

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淡雪のような優しい味わい

江戸時代から親しまれてきた体の芯までぽっかぽかに温まる嬉野温泉の温泉湯豆腐

立春を過ぎたというのに雪が降ったりお寒い日々が続きますね!体を温める熱々のものを頂きたくなります。

 

先日、頂き物で感激したのが、嬉野温泉名物の佐嘉平川屋の温泉湯豆腐。嬉野温泉と同質の温泉とうふ調理水でコトコトお豆腐を炊いているうちに温泉水が豆乳のように白濁してきて、お豆腐がとろ~りとろけて淡雪のように。角の取れたお豆腐は優しくまろやかな味わいとなり、体の中がぽっかぽかに温まります。

 

日本三大美肌の湯と知られている九州の名湯、嬉野温泉は、奈良時代初期に編纂された肥前風土記にも登場する歴史ある温泉だそうで、江戸時代から長崎街道の宿場町で、このとろける温泉湯豆腐を旅人に供されていたそうです。江戸時代の人々もこの温泉豆腐で暖を取っていたなんて嬉しくなります。

お豆腐は日本人にとって欠かせない食文化ですね。

江戸時代から親しまれてきた体の芯までぽっかぽかに温まる嬉野温泉の温泉湯豆腐

最初は、シンプルに湯豆腐をポン酢で楽しみ、途中から豚肉をしゃぶしゃぶしてゴマだれで楽しみ、お薬味は青ねぎの小口切だけ。

 

おもてなしには彩りに人参やしめじやしいたけなどのきのこを加えますが、お豆腐と豚肉と青ねぎのシンプルが一番。最後の雑炊には、えのき茸を細かく刻んで卵を割りいれて青ねぎを散らします。このお雑炊が絶品です!

 

途中で出来た湯葉は山葵醬油で。といろいろ楽しめます。

江戸時代から親しまれてきた体の芯までぽっかぽかに温まる嬉野温泉の温泉湯豆腐

お豆腐は体に優しくて、お子様からお年を召した方まで、家族揃って召し上がれる健康食品。大切な家族や親しい方へのギフト、そしてホームパーティーにいかがでしょうか?

※掲載情報は 2017/02/19 時点のものとなります。

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キュレーター情報

森村芳枝

料理家/ヨシエズキュイジーヌ主宰

森村芳枝

タイ大使館認定タイフードコンシェルジュ、豆腐マイスター協会理事
築地市場の近隣、中央区月島に生まれ、銀座・築地界隈の名店の厨房を数々設計する食い道楽の父より物心ついた頃から食について深く影響を受ける。
中学生の頃から茶道に興味を持ち、茶道、懐石料理をライフワークに懐石料理教室の助手を務める中、出会った芸術的なタイ料理に魅せられ、洗練された宮廷料理から屋台料理、フルーツカービングまで学ぶ。
現在はタイ料理教室&ケータリング【ヨシエズキュイジーヌ】を主宰。
『料理は食材選びから』をモットーに近隣の築地市場で仕入れた新鮮食材を使ったレッスンはテーブルコーディネートのテクニックまでも習うことが出来ると評判。
料理コンテストで豆腐料理のレシピが2年連続受賞したことから、 豆腐マイスター協会理事、認定講師として江戸時代の豆腐料理本のベストセラー『豆腐百珍』を再現し豆腐の普及啓蒙活動に尽力する。
その他、ケータリング、企業への商品レシピ開発、TV、ラジオ、WEB、ショップチャンネル出演など多岐に活躍中
https://instagram.com/sweetmintchoco1234/

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