柚子の名残を味わう「白浜温泉銘菓・柚子もなか」

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天然ゆずの香りが、上品な餡の甘さを引き立てる

柚子の名残を味わう「白浜温泉銘菓・柚子もなか」

毎年1月に東京ドームで開催される「ふるさと祭り」に今年も行ってきた。週末も平日も、いつも人の多さに圧倒される。日本全国の産品がお菓子から、お酒。ごはんのおつまみまで、すべてが出品されるのだ。いつもなら旅行で行かないと買えないものが、ここでは試食できるのも魅力の一つ。ネット通販をしているものもあるが、ネット通販では試食ができないので、毎年このイベントには欠かさず参加している。そして、必ず立ち寄る場所がある。

柚子の名残を味わう「白浜温泉銘菓・柚子もなか」

私のお目当ては和歌山県ブース。和歌山は知る人ぞ知る発酵の「麹」発祥地であり、2013年に開催された「食博覧会・大阪」で、和歌山県の仁坂吉伸知事と発酵食品についてのトークショーをさせていただいた。和歌山の発酵食品については、またの機会にゆっくりと書きたいと思うが、これがきっかけで私は発酵食品以外の和歌山県の産品に興味を持つようになった。

 

今回は「福菱」の「柚子もなか」をご紹介したい。ふるさと祭りでは、こんな感じで販売されており、試食もさせてもらえる。しばらく店頭で見ていたところ、試食して「おいしい」と言わないお客様は一人もいなかった。それどころか、昨年は外国人観光客もこのお菓子を試食して「Wonderful!」と叫んで購入していった姿をみたこともある。

柚子の名残を味わう「白浜温泉銘菓・柚子もなか」

今月2月上旬に放送されたフジテレビ月9「突然ですが、明日結婚します」の中で、柚子風呂に入るシーンが出てきた。日本には12月の冬至に「柚子風呂」に入る習慣があり、この時期の柚子が旬と言える。今の時期は旬を過ぎ、「名残」を楽しむ時期に入っている。そんな柚子の「名残」を楽しむ和菓子として、今回はこの和菓子をご紹介したい。

 

「福菱」といえば、和歌山の白浜温泉の銘菓として有名なメーカー。地元で人気が高いのは「かげろう」。しかし、関東で人気なのは「柚子もなか」。「柚子もなか」は第26回全国菓子大博覧会橘花栄光賞を受賞し、その味は認められている。また、包みの裏には、写真のような文字も書いてある。「名誉副総裁賞 受賞」。和歌山の方々が、手土産におすすめするのも納得である。

柚子の名残を味わう「白浜温泉銘菓・柚子もなか」

和歌山の南部の平井の里では、良質な柚子が栽培されている。福菱さんの「柚子もなか」も天然柚子を使用しており、一口食べると上品な柚子の香りと、甘すぎない餡がふんわりと口の中に広がる。半分に割ってみた。

柚子の名残を味わう「白浜温泉銘菓・柚子もなか」

和歌山の南部の平井の里では、良質な柚子が栽培されている。福菱さんの「柚子もなか」も天然柚子を使用しており、一口食べると上品な柚子の香りと、甘さがちょうどよい餡がゆっくりと口の中に広がっていく。二口で食べ切れてしまう大きさの「柚子もなか」のため、食後にいただくにはちょうどよい。おやつの時間だったら、二つは食べてしまうかもしれない。

 

福菱さんでは「柚子もなか」以外にも、「梅もなか」を販売している。お客様のお茶受けに、二つ揃えると「名残」と「旬」の二つの四季を楽しむことができる。

 

今回は石川県出張の手土産にし、いろんな方々にお配りした。食べた方は「おいしい!柚子がちょうどいい!」と、驚きをみせていた。そして、餡がどうなっているのだろうと覗き込む方も。柚子が控えめなのに、そっとその存在感を感じる。まさに今の季節の「名残」を楽しむ和菓子にはぴったりなのだ。

 

是非、この冬最後の柚子の「名残」を、福菱さんの「柚子もなか」で楽しんでみては。

 

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株式会社 福菱

※掲載情報は 2017/02/15 時点のものとなります。

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キュレーター情報

高橋香葉

発酵料理研究家/観光連盟アドバイザー

高橋香葉

「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。

主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等

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