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パティスリー アカシエ
テリーヌ・ショコラ 6個入
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いよいよ今年もバレンタインシーズンがスタートしましたね!
本命チョコ、義理チョコと男性に贈るシーンよりも、友チョコ、自分へのご褒美チョコ、そして本命への下見チョコの購入が多いこの2月上旬。
百貨店には世界各国から宝石の如く煌めくボンボンショコラが集結していますが、国内のパティスリーも忘れてはいけません。
ボンボンショコラだけでなく、ショコラを使った様々なガトーが登場しています!
その中でも私が何度もリピートするほど愛してやまないのがこちら!
あの「マツコの知らない世界」でも紹介され、今や県内のみならず全国から多くのお客様が訪れる大人気のパティスリー、さいたま市浦和区にあるアカシエさんの「テリーヌ・ショコラ」です。
以前はケークタイプの1本売りのみだったのですが、綺麗にカットするのが難しいということもあり、現在はカットタイプ5個入りのBOXと、嬉しいことにお味見用のバラ売りも登場しています。
このように個包装になっていると、女友達同志でのお味見会やホームパーティー、そして職場等でちょこっとお配りする際にもカットする手間が省けて有難いですよね。
テリーヌ・ショコラもクラシックショコラなどと並び、ショコラスイーツとして最近はかなり一般的になってきましたが、その中でも私がアカシエさんのこちらを愛してやまないのには訳があるのです!
こちらのテリーヌ・ショコラには、エクアドル産ナショナル種のカカオ分70%のオーガニックショコラが使用されています。
このショコラは、一口食べるとハッとするような華やかでフルーティーな香りでありながら、後味はすっきりと、最後はエクアドル産カカオ豆らしい野性味あふれる味わい。
このショコラと出会い、その魅力の虜となった興野シェフは、ぜひこれでテリーヌ・ショコラを作りたい!と思い立たれたのだそう。
そしてなんと素材へのあくなき探求心をお持ちの興野シェフは、このチョコレートメーカーがエクアドルに持つカカオ農園までをも訪問し、さらに知識を深め、他の素材とのバランスを吟味して生まれたのが、こちらの究極ともいえるテリーヌ・ショコラなんです!
このショコラの最大の魅力は、カカオのパンチ力。
そしてこの魅力をストレートに、最大限に伝えることができるのは水を使ったガナッシュだと考え、そのテイストに近づけるべくルセットを見直した興野シェフ。
ショコラのみだと香りの方向性が違う。
だが、通常の焼き菓子のルセットだと卵の香りが強すぎる。
と試行錯誤を重ね、卵感が少なくあっさりとした、鮮度のいい卵を使用するという方法に辿りつかれたのだそう。
この卵が、卵の存在感をゼロにすることなく極限まで控えるとともに、ショコラの個性を最大限に引き出す陰の立役者となっているわけです。
さらにバターは独特の芳醇な香りとコク、そしてヨーグルトのような爽やかな酸味を併せもつフランス産発酵バターを使用。
濃厚なショコラの甘みを爽やかに切る役割を果たしています。
エクアドル産カカオ分70%のショコラをベースに、多めのバター、少なめの卵と砂糖、そしてほんのわずかな小麦粉を合わせて蒸し焼きにすることで、ねっとりと濃厚な口あたりに。
芳醇なカカオの風味をストレートに感じる濃厚なテイストながら、なめらかに口溶ける至福のテクスチャーは、全ての素材の特性を知り尽くしている興野シェフだからこそ生み出すことのできた黄金比率の成せる技です!
ちょっと常温に戻して、とろりとやわらかくなった頃がベストタイミングですが、冷蔵庫からだした冷たい状態のままお口に含んで、アイスクリームのようにゆっくりと口中の温度で蕩けさすのもまた乙な食べ方ですよ。
このテリーヌ・ショコラを夏でも美味しく食べていただきたいと考えられたのがこちらの「テリーヌ・ショコラ・マッチャ」。
エクアドル産カカオ分70%のショコラに、宇治抹茶のパウダーとペーストを混ぜ合わせ、抹茶本来の旨みと渋みを味わえるねっとりと濃厚な口あたりに仕上げられています。
ベースとなる生地の違いは、口溶けをよくするためにバターの半分を生クリームに置き換えられているところ。
通常抹茶のテリーヌ・ショコラというとホワイトチョコレートで作られることが多いのですが、こちらはこのエクアドル産ショコラありきで考えられたテリーヌ・ショコラなので、このショコラに負けないパンチ力と香りの持続性のある抹茶が使用されています。
夏でも美味しくいただける、水羊羹のようなイメージのテリーヌ・ショコラ。
ショコラの濃厚感は否めませんが、ショコラのビターテイストと抹茶のほろ苦さが相まって、芳醇な香りの余韻は長く続きながらも、よりすっきりとした後味に仕上げられた大人テイスト。
この抹茶のパンチ力は、ガレット・デ・ロワのクレーム・ダマンドに混ぜ合わせて焼き込んでも消えないほどなんですよ。
テリーヌ・ショコラはキリッと冷えたシャンパンや、ウィスキー、ブランデーなどと合わせてちょっと大人のオシャレな愉しみ方も。
マッチャは、甘いものが苦手な方にもお薦めです!
秘かにミルクとの相性も抜群で、抹茶ラテのようなふくよかなお味に変身します。
豪華な1本タイプ、手軽なカットタイプと用途に合わせてセレクトできるのも嬉しいところ。
様々なシチュエーションで、その美味なる魅力に心までとろけてしまう人が続出すること間違いなしのテリーヌ・ショコラ。
ぜひバレンタインに、男女を問わず大切な方へプレゼントしてみてください!
※掲載情報は 2017/02/01 時点のものとなります。
スイーツコーディネーター
松本由紀子
スイーツコーディネーター&ライター。
一般雑誌、菓子専門誌、TV、ラジオ、webサイトと多岐にわたり、ライター&コメンテーターとしてスイーツ情報を発信。スイーツ関連メーカーのコンサルティングを務め、商品開発、コラボ商品の企画、マーケティングに携わる。スイーツ講座(定期/単発)の講師も務める。
10名のパティシエの珠玉の一品!を集約したDVD 『Sweets美術館』をプロデュース&出演。
http://www.amazon.co.jp/Sweets美術館-2012-松本由紀子/dp/B00BPJSFF2
百貨店催事やイベントをプロデュースし、「スイーツコーディネーター松本由紀子セレクション」なる冠催事を展開。
*2012年11月~:フランスフェアー@JR大阪三越伊勢丹
*2014年2月:サロン・デュ・ショコラ@JR大阪三越伊勢丹
*2015年2月:アムール・デュ・ショコラ@大阪高島屋
*2015年10月~:松本由紀子セレクション@阪急うめだ本店
ORIGINE KOBEの広報を務める。
http://r.gnavi.co.jp/ippin/article-2060/