パリの5つ星ホテルも御用達。BETJEMAN&BARTONのフレーバードティー

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上品さが絶妙 香りに酔わないフレーバードティー

パリの5つ星ホテルも御用達。BETJEMAN&BARTONのフレーバードティー

日本でもすっかり定番になったフレーバードティー。茶葉にフレーバー、つまり香りをつけている着香茶なので紅茶好きの方の中には邪道だという方もいるかもしれません。ですが、そこは香りの国フランス、だからこそ敢えてフレーバーを楽しむスタイルもフランス紅茶の楽しみだと思っています。

 

フレーバーティーの良いところは、その日の気分や体調によって香りをチョイスできるところ。ある日はリフレッシュに、ある日は癒しにとフレーバーの種類も豊富なので、今では「今日はどれにしようかな」とつぶやきながら紅茶缶を手にとる時間もお楽しみのひとつになっています。

パリの5つ星ホテルも御用達。BETJEMAN&BARTONのフレーバードティー

フランス好きの友人がパリ旅行のお土産にとBETJEMAN&BARTON(ベッジュマン&バートン)の紅茶をプレゼントしてくれたのがきっかけで、初めて飲んだのが「レ・クラシック」(Le Classiques)。実はベッジュマン&バートンは1919年に開業とパリでも老舗の紅茶屋さん。5つ星ホテルで採用されていたり、グルメ雑誌などでも受賞したりするなど評価の高いお店だったにも関わらず、お恥ずかしながらその存在を知りませんでした。当時、まだ日本には店舗がなかったので、実はフランス通のみぞ知る究極のお土産だったのだと思います。その後、日本にないと思うと余計に虜になった私は、彼女がパリに行く度にお願いする羽目になったという、思い入れ深い紅茶の1つです。

パリの5つ星ホテルも御用達。BETJEMAN&BARTONのフレーバードティー

「レ・クラシック」は私の大好きなフレーバーでブルボンバニラとキャラメルのミックスフレーバー。キャラメルフレーバーはもともと秋冬に飲むのが大好きで、今までたくさんの紅茶屋さんでお味見チェックしてきました。そんなキャラメル好きの私ですが、あれもこれもとキャラメルフレーバーを飲み歩いても不思議と必ず「レ・クラシック」の元鞘に戻ります。それもそのはず、香りはバニラなんですが、上品で誇張しすぎず紅茶自体の甘味もないから香りがきつくて酔う心配も無用、フレーバードティーにも関わらず、飽きずに何杯でもいただけます。

 

お茶は嗜好品。その好みも千差万別ですが、渋みが少なく優しい口当たり、そして、豊かながらも上品な香りが私の茶の嗜好にぴったりなんだと思っています。

 

現在、東京丸の内に1店舗。全国的にはまだまだ手に入りにくいですが、そんなところも紅茶好きの方のハートを掴む秘訣なのかもしれません。

※掲載情報は 2017/01/30 時点のものとなります。

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キュレーター情報

宮原昌子

茶ムリエ/メンタルコーチ

宮原昌子

綜合商社勤務を経て結婚。上海に住んだことをきっかけに、上海で中医学・中国茶を学び、飲むこと・食べることが毎日を健康で楽しく過ごすことになると実感。
帰国後、中国茶専門店にて通訳・バイヤー・コーディネート等を手掛け、2004年より茶ムリエとして活動。自宅サロン主宰・企業や団体へのセミナー講師・雑誌やテレビ等の茶の監修・執筆業など多岐にわたり活動後、広州へ転居、華南農業大学茶学部の聴講生となる。
帰国後、クリニックに勤務、心のケアを実動で学び、心理学・コーチングを学ぶ。中医学と茶の理論に加え、心理学とコーチングを掛け合わせた独自のメソッドで、自己治癒力を高める方法・セルフケアのアドバイスを行うと共に、体質にあった茶の選び方を提案している。悩みを明確に整理し、本当にやりたいことの目標・プロセス設定で目標達成をサポートするコーチングセッションは、自信を持って自分らしく生きていけると好評 
上海医薬大学 推拿科卒業
中国労働省和社会保障部公認資格 高級茶藝師・評茶師
銀座コーチングスクール  GCS認定コーチ

監修本:別冊Lightning vol.53「ペットボトルのお茶の本」 枻出版社

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