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鶏の首から足まで丸々揚げる最強の唐揚げ テイクアウトOK
はじめまして。海外の食文化や食トレンドなどを日本に伝えること、その一方で、日本の商品や地方の特産品などを海外へ伝えること、この両方向で仕事をしています。海外で出会った食の逸品を！と思いましたが、馴染みの酒場のオススメを思いついてしまいましたので、まずはそちらを紹介しようと思います。
食べ歩きとはしご酒の聖地として名高い下町、京成立石（東京都葛飾区）。名店揃いの立石ですが、その中でも独特の存在感を放つ『鳥房』の名物は鶏の首から足まで丸々揚げている最強の唐揚げです。この唐揚げが売り切れしたら閉店というぐらいの看板メニューで客の全員が熱々の揚げたてをむさぼり食べています。「立石の子どもは鳥房の唐揚げを食べて育つ」と言われるくらい地元民に愛されているのは、テイクアウトができて食卓でも食べられることが理由かもしれません。この唐揚げを手土産するのも粋ですね。電話予約もできます。そして、この鳥房が面白いのはいろんな掟があること。酔っ払いお断り、唐揚げは時価（だいたい550円～600円くらい）、唐揚げのシェアは不可（1人1羽の注文）、店員のオバちゃんの荒っぽい仕切りには逆らえない（笑）。鶏が揚がるまでちょっと時間がかかりますので、薬味たっぷりの『ぽんずさし』を食べてお待ちください。このポン酢のタレは唐揚げにつけて食べるのが美味しいので、残しておいてください。
※掲載情報は 2014/11/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
プロデューサー
小祝誉士夫
大学卒業後、5年間のインドネシア勤務を経て、2004年から株式会社TNCの創業メンバーとして広告・マーケティング業界に従事。2008年に同社、代表取締役社長に就任。70カ国100地域在住500人の日本人女性のネットワーク『ライフスタイル・リサーチャー』を主軸とした海外リサーチ、マーケティング、PR業務のプロデューサーとして現在に至る。2011年にTNC Bangkok、2014年TNC Jakarta（インドネシア）、TNC saigon（ベトナム）を設立。多摩大学/経営情報学部・非常勤講師。
