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微熱山丘 SunnyHills
SunnyHillsケーキセット
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この数年、タピオカミルクティーや豆花など、台湾スイーツが注目されています。ブームのきっかけとなったのが台湾に拠点をもつ「サニーヒルズ(微熱山丘)」のパイナップルケーキでした。2013年に東京・南青山に初上陸し、世界的建築家の隈研吾さんが手がけた、木製建具の伝統的な技法の奇抜な建物もパイナップルケーキ同様に話題となりましたね。
スーパーで手軽に購入できるものから高級ホテル仕様のものまで、幅広い価格帯からセレクトできる台湾土産として人気のパイナップルケーキ。クッキー生地の中にパイナップルジャムの入ったシンプルなスイーツです。サニーヒルズのパイナップルケーキは、数あるパイナップルケーキの中でも質の高さが魅力です。
台湾で一般的に販売されているパイナップルケーキの中には、ジャムに冬瓜が混ざっている安いものがあるのですが、サニーヒルズは台湾産パイナップル100%で作られたジャムを使用。パイナップルの繊維質と酸味と甘味をしっかりいかしたものです。その製法は日本でも変わりはありません。しかしながら日本人の嗜好を意識し、初夏に収穫される甘みの強いパイナップルを使用することで、甘みが若干強めに作られています。台湾にはない、オリジナルの味なのですね。
スクエアの形が美しい生地には、フランス・エシレ産発酵バターに日本産の小麦粉、台湾のブランド卵を使用しています。しっかりとした見た目に反して、食べれば口の中でほろりと崩れ、広がる香りも上品で比類なきものです。華やかなデコレーションはないものの、その味を一度知ってしまえば、自分だけではなく友人にもおすすめしたくなりますよ。
パイナップルケーキを購入する時は5個入りがおすすめです。手土産としても手軽に渡せますし、なんといっても袋がかわいいのです。
箱がすっぽり入る長方形の布袋は、靴や折りたたみ傘を入れたりできて重宝します。この袋はアジアに進出しているサニーヒルズ共通のもの。この袋を目当てにしている人も多いほどなのです。
サニーヒルズは、台湾や日本以外にも、中国、香港、シンガポールに支店があり、季節の祭事やイベントによって期間限定のデザインに変わることがあります。写真は、シンガポールの老舗ホテル「ラッフルズホテル」内にあるサニーヒルズの“シンガポール建国50周年記念”のパッケージです。ゴールデンウィークや休みを利用して、海外に行く機会が増えている昨今、お土産などに利用しても旅の思い出になるかもしれませんね。
※掲載情報は 2016/04/04 時点のものとなります。
アジアンフードディレクター
伊能すみ子
アジアンフードディレクター/1級フードアナリスト 舞台制作や民放気象番組ディレクターを経て、食の世界へ。調理師専門学校で調理、食文化を学びながら、食の専門家であるフードアナリストとして活動を開始。メディアを中心に飲食情報の提案やアジア各国料理の執筆、講演、講師、レシピ制作などを行う。
「ASEAN食のコンシェルジュ」、「タイフードコンシェルジュ」、「カンボジア旅のリポーター」などの肩書を持ち、食と旅の提案も手がける。年に数回、アジア諸国を巡り、屋台料理から最新トレンドまで、現地体験を専門webサイトにて多数掲載。書籍『専門店が教える スパイスの基本』(PHP研究所)では、レシピを担当。日本にいながらも他のアジア諸国のおいしい料理を楽しめるような、環境作りを目指す。