1年の間に1度だけ作る廣田養蜂場の極みのはちみつ【第3弾】

1年の間に1度だけ作る廣田養蜂場の極みのはちみつ【第3弾】

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ミカンのあじを堪能できる数少ないはちみつ

極みシリーズのはちみつをご紹介して3回目となります。

 

いつもながら何て美味しいはちみつなんでしょう! 思わずつぶやいてしまいます。スプーンですくって口に含むごとに新しい発見ができるのは、はちみつの奥深い味わいがあればこそです。

1年の間に1度だけ作る廣田養蜂場の極みのはちみつ【第3弾】

綺麗な水と環境汚染の少ない蜜源植物。そして元気なミツバチ。

1年の間に1度だけ作る廣田養蜂場の極みのはちみつ【第3弾】

このミツバチたちがとても大好きな蜜源がミカンです。

 

ところがミカンの木は虫たちも大好き。当然ですがミカン農園では消毒薬を使って虫退治をしますね。さすがにお薬を巻く時期にはミツバチたちは一時避難しているのですが、残留濃度が低くなるとまた巣箱をミカン畑に戻してミツバチは大忙しで働くのです。

 

本当はミツバチだって無農薬のミカンの蜜を集めたいのに……。

 

そこで廣田さんはこだわりました。薬を極力使わない農園に巣箱を置かせてもらおう!

 

そしてできたのがこの極みシリーズのみかんはちみつです。甘さだけでなく、柔らかな甘さとほんのりと酸味を含んだ無農薬の温州ミカンから作られた果汁そのもの。

 

こんなに美味しいミカンはちみつを作るには、並々ならぬ苦労があるようです。

 

ミカンの蜜が出る時期は天候が不順なことも多く、元気なミツバチがたくさんいないと採れないし、元気なミツバチがたくさんいても天候が悪いとミツバチが蜜を集めに行けない(焦る……)。

 

いつもいつも、ハラハラドキドキです。

 

こんなストーリーを想像しながら食べていただく。きっと頭もすっきり爽やかになりますよ。非加熱で花粉もしっかり残ったみかん色のスイーツとして、ぜひあなたの記憶に残しておいていただきたい一品です。

青々とした苦みと甘いスダチのような爽やかさが大人好みの「烏山椒はちみつ」

1年の間に1度だけ作る廣田養蜂場の極みのはちみつ【第3弾】

ビターな大人はちみつ烏山椒はダークな落ち着いた色合い

烏山椒もミカン科の植物ですが、青々とした苦みと甘いスダチのような爽やかさが大人好み!!

 

ミツバチは舌先でこの花蜜の甘さは感じるものの、苦味は感じないようです。

 

もともと漢方植物としての価値が高い烏山椒ですが、このはちみつには痛みの軽減に効果的なフェニルアラニンが一般的なはちみつより多く含まれているそうです(食品成分分析センター調べ:100gあたり32.28mg)。

 

ちょっと寝不足で頭が重い……こんな時にも良さそうですね。

1年の間に1度だけ作る廣田養蜂場の極みのはちみつ【第3弾】

最盛期ともなると巣箱の中は大変な状態に……。

1年の間に1度だけ作る廣田養蜂場の極みのはちみつ【第3弾】

フレッシュで美味しいダークな色合いのはちみつが溢れそうなほどたくさんできています。この烏山椒を採蜜する際は細心の注意が必要になります。それはこの植物が持つ漢方成分でもある酵素が強くて醗酵することがあるから。

 

熟練の技術と繊細さを要する烏山椒のはちみつ作り。

 

今回も最高にフレッシュで青々とした甘さと苦みが素晴らしいはちみつが一瓶に込められています。

 

普通のはちみつでは物足りないと思っている通の方へのプレゼントにぜひお勧めしたいはちみつです。非加熱のおしさがわかります。

様々な花の個性が混じりあうことで生まれる「百花」

1年の間に1度だけ作る廣田養蜂場の極みのはちみつ【第3弾】

百花蜜はミツバチの身体を作るためにも大切なはちみつ

ヨーロッパや欧米では百花蜜こそはちみつ!

 

様々な花の個性が混じりあうことで生まれるハーモニーが、本来のはちみつと考えるからでしょうか。

 

苦味やエグミのない優しい甘さにホット一息つけるそんなはちみつは、食材にあふれた現代人が一番求めている「あじ」かもしれません。

1年の間に1度だけ作る廣田養蜂場の極みのはちみつ【第3弾】

こんなかわいいミツバチが様々な花から蜜を集め、花粉も一緒に集めて帰ってきます。

1年の間に1度だけ作る廣田養蜂場の極みのはちみつ【第3弾】

ミツバチの元気な姿を見るのが一番好きな大黒柱が作る百花蜜はブーケのような優しい香りとジューシーで果汁たっぷりな梨のような上品さです。

 

毎日ミツバチの健康状態を見計らい、一番美味しいと感じるタイミングを見逃さないように蜜を絞ることの難しさは、その年その年で味わいが変化する百花蜜が一番かもしれません。

1年の間に1度だけ作る廣田養蜂場の極みのはちみつ【第3弾】

子育てと同じくらいに愛情をかけなくては納得のいくはちみつを作れません。2月から「極みシリーズのはちみつ」を3回に分けてご紹介してまいりました。

 

最後は自信を持ってお勧めする廣田養蜂場の百花蜜。

1年の間に1度だけ作る廣田養蜂場の極みのはちみつ【第3弾】

そして笑顔が素敵な養蜂家ご夫婦も……。

※掲載情報は 2016/03/30 時点のものとなります。

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キュレーター情報

平野のり子

日本はちみつマイスター協会代表理事

平野のり子

2009年日本初のはちみつ資格         
「特定非営利活動法人 はちみつマイスター養成講座」の本部講師として通信講座のテキスト作りやテイスティング講座・はちみつ美容講座などを開催。

以前から鬱があり、はちみつを食べる事ですっかり元気になる。

この経験をもとに、2012年「一般社団法人 日本はちみつマイスター協会」を立ち上げ、一つひとつのはちみつが持つ個性や特徴を引き出す食べ方や使い方をご紹介。   

主に通学講座、セミナー、テレビ、ラジオ、雑誌等ではちみつの素晴らしさを紹介。その他レシピ製作、企業セミナー、はちみつ専門店の社員教育等も行う。

毎年8月にはちみつづくしのイベント「はちみつフェスタ」を主催。
はちみつ好きには堪らないイベントとして定着。http://www.83m.info/event/2014-festa.html

また監修本、美肌になるための衣食住に使えるレシピ本「美肌メソッド」は河出書房から絶賛発売中。

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