長崎・五島列島で地元食材のみで作る飛魚のオイル漬「あごんちょび」

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全て地元の食材で作るこだわりのオイル漬「あごんちょび」

長崎・五島列島で地元食材のみで作る飛魚のオイル漬「あごんちょび」

番組のロケで長崎県の五島列島に行き、その北部にある小値賀島(おじかじま)にフェリーで行った際に、中通島(なかどおりじま)で出会ったのが、今回ご紹介する「あごんちょび」。

 

これは、かたくちいわしを使って作られる「アンチョビ」の飛魚バージョン。とても人気があり、生産が追い付かないとのことで、昨年9月から順次仕込みをされたものが、1月中旬から順次販売されるとのことです。

 

使っている材料は、虎屋自家製の塩「海塩ごとう」と上五島産の「あご(飛魚)」、長崎県の県花で、上五島産の「椿油」と、まさに上五島を詰め込んだ逸品。2015年11月には全国から厳選された約100品目がエントリーされた「第28回むらおこし特産品コンテスト」にて、最優秀賞にあたる「経済産業大臣賞」を受賞されたそうです。

 

あご漁の最盛期はわずか1ヶ月のため、地元でも調達の難しいあご。そのあごを、虎屋の主人が自ら漁に出て「あごんちょび」のあごを確保するほどの情熱だそうです。アンチョビよりもマイルドな風味で食べやすく、地元では主に出汁用として使われていた、あごの食べ方に革命を起こしたとも言える一品みたいですね。

 

なお、作り方は、ホームページによると、

 

1:あごを3枚におろす。
2:肝も一緒に塩漬けにする。(3日に1度は混ぜて空気を入れる。)
3:約1ヶ月半後、「あご」の皮をむく。
4:塩抜きをする
5:瓶詰めして、オリーブオイルに漬けこむ
6:完成

 

とのことで、約3ヶ月半かけて全て手作業で手作りされます。

 

構想2年でやっと形に出来た「あごんちょび」は、カナッペやピンチョス、ピザは勿論そのままワインや日本酒にもあうとのことです。

 

メインの商材だけ地元産で、その他の調味料は違うものも多いですが、全てが地元の食材で作られているこだわりの品をぜひご賞味ください。

 

また、私は、お酒のおつまみとしてそのままいただきましたが、塩加減がちょうどよく、マイルドでとても食べやすく何枚でも食べられます。

 

それから、一度トライしたいと思っているのは、オリーブオイルとにんにくを加えて、パスタに絡めたり、ドレッシングにしたりしてみることですね。ぜひ、利用してみたいと思っています。

 

パッケージもかわいらしいので、お土産にも最適ですよ。

※掲載情報は 2016/01/28 時点のものとなります。

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キュレーター情報

有森裕子

元プロマラソンランナー

有森裕子

1966年岡山県生まれ。就実高校、日本体育大学を卒業して、(株)リクルート入社。バルセロナオリンピック、アトランタオリンピックの女子マラソンでは銀メダル、銅メダルを獲得。
2007年2月18日、日本初の大規模市民マラソン『東京マラソン2007』でプロマラソンランナーを引退。
1998年NPO法人「ハート・オブ・ゴールド」設立、代表理事就任。2002年4月アスリートのマネジメント会社「ライツ」(現 株式会社RIGHTS. )設立、取締役就任。スペシャルオリンピックス日本理事長、日本プロサッカーリーグ理事。他、国際陸連(IAAF)女性委員会委員、日本陸上競技連盟理事、国連人口基金親善大使、笹川スポーツ財団評議員、社会貢献支援財団評議員等を歴任。
2010年6月、国際オリンピック委員会(IOC)女性スポーツ賞を日本人として初めて受賞。同12月、カンボジア王国ノロドム国王陛下より、ロイヤル・モニサラポン勲章大十字を受章。2010年にはIOC女性スポーツ賞を日本人として初めて受賞。
2013年9月、厚生労働省いきいき健康大使に就任。

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