那須トラピスト修道院で作っているフランス風の焼き菓子「トラピストガレット」

那須トラピスト修道院で作っているフランス風の焼き菓子「トラピストガレット」

記事詳細


紹介している商品


那須の修道院で作っているフランス風の焼き菓子

那須トラピスト修道院で作っているフランス風の焼き菓子「トラピストガレット」

もうすぐバレンタインデーですが、野郎どもも3月14日に何をお返しするか、そろそろ考えておかなければなりません。で、暮れにちょっと変わったものを見つけたのでご紹介。海外に住んでいる人にクリスマスカードを送ろうと、遅ればせながら12月になってからカードを探しに出掛けたんですが、自宅近所の文具店で扱っているのはバースデーカードだけ。しかたなく都心に向かったものの、年の瀬のデパートを歩くのは苦手。そこで、上智大学のある四谷に行けばカトリック信者向けの本や雑貨を売っている書店がいくつかあったなと思い出して向かいました。うかがったお店は「ドン・ボスコ」。ちなみに、ドン・ボスコは出版関係者の守護聖人の名前です。

 

誤算だったのは、暮れのこの店はデパート以上に混雑するということ。店中に信者さんたちとシスターたちが充満していて身動きが取れない。それでもなんとか、“飛び出す絵本”式に立体になる聖家族のカードなどを見つけて、何枚か握りしめてレジに並びました。で、並んでいる間にレジ横に陳列しているのを見つけたのが、この「トラピストガレット」。私の故郷函館にシトー会という修道会の女子修道院「トラピスチヌ修道院」があり、30kmほど離れた当別というところには同じく男子修道院のトラピスト修道院がある。でも、日本には他にもトラピスト修道院があったのですね。これは那須トラピスト修道院で作っているお菓子とのこと。迷わず買いました。

ザックリの食感と卵とバターの風味がおいしい

那須トラピスト修道院で作っているフランス風の焼き菓子「トラピストガレット」

「トラピストバター」「トラピストバター飴」「トラピストクッキー」と言えば、北海道土産の定番の一つで、ご存知の方も多いでしょう。でも、那須で「トラピストガレット」を作っているのは知りませんでした。これ、見た目はベルギーワッフル風なので、人形焼きのようにフワッと軟らかいのかなと思うでしょう?でも、食感はザックリ!卵とバターと小麦の風味をたっぷり感じる、どこか懐かしい感じのする、食べ応えのある焼き菓子です。紅茶が合うかな。「ドン・ボスコ」では箱入りのほか、小分けしたものも売っているので、お試しに買うには好都合。小さな手土産にも。また、修道院に直接注文したい場合はFax.か手紙で受け付けているとのことです。

※掲載情報は 2016/02/07 時点のものとなります。

  • 9
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
那須トラピスト修道院で作っているフランス風の焼き菓子「トラピストガレット」
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

齋藤訓之

FoodWatchJapan 編集長

齋藤訓之

北海道函館市生まれ。1988年中央大学文学部卒業。レストランビジネスを志していたはずが、レストランビジネスに役立つ本を作る仕事にのめり込む。柴田書店「月刊食堂」編集者、日経BP社「日経レストラン」記者、日経BPコンサルティングのブランド評価プロジェクト「ブランド・ジャパン」プロジェクト責任者、農業技術通信社「農業経営者」副編集長等を経て、フリーランスのライター・編集者として独立。2010年10月株式会社香雪社を設立し、農業・食品・外食にたずさわるプロ向けの情報サイト「Food Watch Japan」をスタート。著書に「入門 日本の七十二侯と旬の食」(洋泉社)、「食品業界のしくみ」「外食業界のしくみ」(ともにナツメ社)、「農業成功マニュアル―『農家になる!』夢を現実に」(翔泳社)、「創発する営業」(共著、丸善出版)、「創発するマーケティング」(共著、日経BPコンサルティング)など。

次へ

前へ