寒熟いちご
ファームトヨヒロ 住所:愛知県新城市作手清岳
一番好きな食べものは?といわれたら、間違いなく即答で「いちご!」と答えるほど、イチゴが大好物であるわたしが、今までたくさん食べた中でもとんでもなく甘くて美味しくて、すっかり感動してしまったイチゴが……ファームトヨヒロさんの「寒熟いちご」。
まずは、パッケージをほどいて出てきたイチゴの見た目にびっくり。
とにかく、大きい。てのひらいっぱいサイズの、大玉いちごなんです。
つやつやで真っ赤な宝石のような見た目も、蓋をあけた瞬間にお部屋いっぱいにひろがる甘い香りからも、「このイチゴ、絶対においしい!」ということが、食べずとも伝わってきます。
日ごろから、なかなか手に入りにくい苺なのですが、12月のクリスマスシーズンが近づいてくるともっと手に入りにくくなるそう。それもそのはず、天皇陛下の12/23のお誕生日ケーキにも使用されているイチゴだそうで、その期間は宮内庁へ納品するため市場には出回らないとか。
見た目の美しさもそうですが、ひとくち食べてみると、宮内庁御用達なのも納得。
一緒にワッフルもおやつで食べたのですが、その甘みをまったく感じなくなるほど、いちごが甘い。香りから想像したとおりの、濃い甘さが口いっぱいに広がります。
これを一度食べたら、もう他のいちごがしばらく食べられなくなっちゃいそうなほど。(笑)標高の高い作手高原(愛知県新城市)の寒冷な気候の中、甘みを閉じこめるためじっくりじっくり「寒熟」されたスペシャルないちご。
1粒1000円程度で販売されています。これも、お子さんが、お父さんやお母さんへ、自分のおこづかいでプレゼントできるように、という価格設定なんだそうです。そんなストーリーも素敵ですね。是非これからがシーズンの寒熟いちご、出会う機会があれば是非味わってみてください。
ファームトヨヒロ 住所:愛知県新城市作手清岳
※掲載情報は 2016/01/19 時点のものとなります。
株式会社寿商店 常務取締役
森朝奈
愛知県名古屋生まれ。早稲田大学国際教養学部卒業後、楽天株式会社で東京勤務したのち、家業である魚屋の跡取りとして地元・名古屋へ。現在は、鮮魚卸・小売の「株式会社寿商店」の常務取締役として、卸事業の他に、愛知県内で直営飲食店「魚屋の台所 下の一色」「天ぷらめし 下の一色」を営む。代々魚屋の家系で育った、生粋の魚好きで、旬魚から雑魚まで毎日何かしら魚を食べ、また仕事柄、視察など食べ歩きが多いので、名古屋発信グルメも得意ジャンル。
●株式会社寿商店HP:
http://www.s-kotobuki.co.jp/index.html
●寿商店ぐるなびオンラインショップ:
http://shop.gnavi.co.jp/kotobuki/