ご紹介した商品はこちら
ご紹介した商品はこちら
ふじむら農園
寒干し大根
商品詳細を見る
今回皆さんにご紹介したいのは、岩手の「寒干大根(かんぼしだいこん)」です。先日岩手にテレビの仕事で訪れた時に出会った素敵な食べ物。
岩手は皆様もご存知のとおり、冬は厳しい寒さを迎えます。その寒さを活用しているのがこの寒干大根なのですが、これは東北地方で雪の多い山間の地域で冬の保存食として、広く作られてきているそうです。
作り方は非常にシンプルで、秋に収穫する青首大根を水洗いし、皮を剥いた後お湯で茹で上げてから外で干す。夜の気温は氷点下まで下がるので、干された大根はカチカチに凍ります。日中日に当たり水分が大根から抜けていき、これを繰り返していくと大根が干しあがっていきます。この凍る、水分が出て行くことを繰り返していくことによって、大根本来の甘みが凝縮され、香りも際立つようになります。
寒干大根を料理に使う際は、ぬるま湯などで戻して使うのですが、様々な料理で大活躍をします。煮しめや、和え物はもちろん、サラダなどにも相性は抜群。でも僕が一番お勧めしたいのは、お味噌汁に具材としていれること。汁の旨みを寒干大根がしっかり吸ってくれるので、かんだ瞬間に「じゅわーっ」と汁が染み出てきて、もう最高の味わいを楽しめます。また食感も特徴があるので、是非皆さんにも試してもらいたいですね。
CIAO!
※掲載情報は 2015/12/09 時点のものとなります。
料理研究家・タレント
ベリッシモ・フランチェスコ
ローマ(イタリア)出身。
現在は、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割で活躍、多数レギュラー番組出演、クッキングショー、全国講演、トークショー、料理イベント、広告、雑誌など。開催する料理教室は満席の人気。
スーパーにある食材で作れる・簡単に出来るイタリアン、食材の「味」と作る人の「パッション」を活かしたレシピが好評。