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予算がない時にもオススメ。お値段以上の老舗の和菓子。
先日、長野県に旅行に行った友達からもらったお土産をご紹介します。長野県で店舗数の多い「竹風堂」の中のロングセラー商品、創製して百余年になる干菓子「方寸」です。味は上品な甘さで、口に入れるとほろほろと溶けてしまうような口あたりです。実はこういう落雁が苦手だったのですが、落雁独特の固さはなく、とても食べやすいです。後味もさらっとしているのでしつこくなく、温かい緑茶と合わせるととても満足できます。
栗で有名な「竹風堂」ですから、すっかり栗が砕かれて入っているのだろうなと思い込んでいた私は「ほのかに栗の味がするね」と一言。しかし、原材料をみると「砂糖、赤えんどう、水あめ」の文字が。富良野・美瑛産赤えんどうを培煎し超微粒に挽き、粉糖と水だけを加えて作られているのだそうです。とても恥ずかしかったエピソードですが、そのくらい濃厚なコクがあり、どことなく栗の風味に似ていました。他にもこのお菓子の良いところは、コストパフォーマンスの高さです。
お店の知名度も高くこの上品なお味にもかかわらず、8枚入りでたったの300円ほどで購入できます。また、軽くてかさばらず、持ち運びもしやすいのでお持たせにぴったり。特に年配の方や大人数にお土産がいるときにも重宝しそうです。
※掲載情報は 2015/10/28 時点のものとなります。
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キュレーター情報
管理栄養士/料理研究家
鈴木あすな
愛知県名古屋市出身。大学卒業と同時に「管理栄養士」を取得し料理研究家としてのキャリアをスタート。
結婚を機に世界中にたくさんの素敵な食卓=TABLEを作りたいという想いから株式会社Table forを立ち上げる。
現在は料理教室「Cooking School〝Table for″」の運営やメディア出を通じた情報発信、レシピ開発、プロデュース、地域貢献など、より豊かな食卓が増えるよう幅広い活動をしている。