葉山のフランス菓子店“サンルイ島”の「プレオール」

葉山のフランス菓子店“サンルイ島”の「プレオール」

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パイでナッツやココアペーストなどを巻き込んで、表面をキャラメリゼした焼き菓子

葉山、逗子、鎌倉に展開する洋菓子店「サンルイ島」は、パリ仕込みのパティシエにより、1987年から30年間にわたり本場の味を伝えてきたフランス菓子店。

東京からこのエリアに越してきた私が初めていただいたスイーツがサンルイ島でした。ひとつひとつ丁寧に作られたケーキは、見た目がかわいく、味もしっかりとそれぞれの個性が際立つものばかりで、私もすぐにリピーターとなりました。

 

何度か通ううちに、「プレオール」というパイの焼き菓子に目がとまりました。同じパイの焼き菓子「パルミエ」も大好物ですが、「プレオール」は、ナッツやココアペーストをパイ生地にくるくると巻き込んで焼き上げられている点が異なります。

 

焦げる直前まで焼き上げていることで、表面のパイ生地がキャラメリゼ状になり、ザクザクとした食感とパイ生地の口どけの良さ、ほろ苦い香ばしさが特徴の絶品です。一枚一枚が大きく、一口では食べられない大きさですが、病みつきになるその美味しさは一袋に入っている6枚を知らないうちに全て食べてしまうほどです。

 

この「プレオール」は別名「アルレット」とも呼ばれる焼き菓子で、フランス定番菓子の1つですが、日本ではあまり見かけることが少なく、このサンルイ島の「プレオール」と出会えたことは、このエリアに越してきたことで見つけた喜びのひとつです。

 

自信をもって紹介できる焼き菓子で、手土産として使わせていただくことが多いのですが、差し上げた方からは決まって必ず「どこで買えるの?」というお声をいただきます。

 

葉山はもちろん、JR逗子駅近くのお店でも購入できるので、このエリアにいらした際にはぜひ立ち寄って、「プレオール」をお土産に、至福の時間をお過ごしください。

 

住所:神奈川県逗子市逗子1-5-20 第2菊池ビル 1F

プレオール

サンルイ島 住所:神奈川県逗子市逗子1-5-20 第2菊池ビル 1F

※掲載情報は 2017/05/26 時点のものとなります。

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キュレーター情報

中村まりこ

料理家・食アートコーディネーター

中村まりこ

SHOKUart代表
料理家

東京出身。

ELLE grumet フードクリエイター部、料理教室 鎌倉legame cooking 主宰、フードスタイリング、レシピ開発、イベント講師、食に関する記事の執筆、を中心に活動。

食に造詣の深い父とウクライナ人の母から2つの食文化を習得。世界23ヵ国で生活した高校3年間を原点に、料理の道へ。

和食材も自由に取り入れた料理ジャンルからでなく素材からボーダレスな料理を経験上を軸に独創的な組み合わせで「empirical&unleash」を表現する「SHOKUart」設立。

外国の方にむけて「私達の日常の和食を伝えたい。」思いから、日本家庭料理の料理教室 "Authentic Japanese Cooking Class" も主宰。
外国人向けのWedマガジンサイトへのレシピ提供も手掛ける。

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