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銀座のお肉屋さんの餃子タネは超絶品!
私の地元、銀座は素敵なもの、美味しい物、一流のものが集まっている街。歩いているだけでウキウキする場所です。その中でも私がいつもときめいてしまうお店が銀座3丁目のお肉屋さん、銀座吉澤さんです。松屋のルイヴィトンさんの角を曲がって3つめのコーナーの黒いお洒落なブティックのようなお店が吉澤さん。一見、敷居の高そうなお店です。実際にメインで扱っておられるお品は松坂牛をはじめとした日本中の高級銘柄牛。見ているだけでうっとりするような宝石のようなお肉たち。もちろんお値段もなかなかでございます……。ええ、そうゆう宝石のような銘柄牛さんたちは年に数回のハレの日用にですが、実は吉澤さんはリーズナブルなお品も扱っていらっしゃるのです。
選び抜かれた銘柄牛を一頭買いされて丁度食べごろに熟成していらっしゃるのですが、ステーキ用やスキヤキ用に切り出された後の切り落としなどは買いやすいお値段で嬉しい!切り落としでも充分な大きさできれいなお肉はさっと焼いて頂くと、ほどよく熟成した上質なお肉の旨味が迸り、質の良いバターのような香りが広がって、柔らかく溶けるような食感が幸せな気持ちにしてくれます。
このように私を幸せにしてくれる吉澤さんには実はビックリ絶品な隠れヒットがあるのです!それは週に1日だけ売り出される餃子のタネのセット!吉澤さんは基本的には牛肉メインで扱っていらっしゃるのですが、若干の銘柄豚も置いてあるのです。吉澤さんのお眼鏡に適った豚肉とニラやお野菜を調味した状態で餃子の皮とセットで販売していらっしゃるのですが、この餃子のタネが絶品なのです!上質な脂が含まれているためか、とろけるような肉汁にミルキーな甘味があって、こんな美味しい餃子は食べたことがない!というほどの美味しさです。
私どもは家庭料理の教室をしているので色々な餃子を研究して、絶品に美味しいと自負する餃子を作ってお教えしていますが、吉澤さんの餃子にだけは敵わない……残念~。でもこんなに超絶美味しいものに出会えて嬉しい~!の複雑な気持ちになってしまう私です。
※掲載情報は 2015/09/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
田中伶子クッキングスクール校長
中村奈津子
日本女子大学食物学科卒業後、全日本司厨士協会に就職。ニューヨークのニュースクール、フィレンツェのラ・フォールアカデミー、香港鴻星料理学院で学ぶ。2006年ニューヨーク駐在時より料理教室「LOVELY TABLE NEW YORK」を主宰。2009年帰国後、実家田中伶子クッキングスクールに勤務。2012年「LOVELY TABLE GINZA」開校。現在もニューヨークを行き来する活動をしている。
PHP研究所発行月刊誌「JAPAN CLOSE-UP」に料理記事連載。光文社「VERY」「女性自身」などに寄稿。BSフジ阿川佐和子氏の「阿川ごはん」レギュラー出演。日本テレビ「ZIP!」定期出演中。
主婦と生活社発行「一生作り続けたいおかず~50年の名門料理教室のベストレシピ150」が2014年本屋レシピ本大賞4位入賞。2014年9月講談社発行「本当に作りたい料理、ぜんぶ。」好評発売中。