ため息がでるほど美しい、夏の“はんなり”和菓子『大極殿本舗』の「レースかん」

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暑さを吹き飛ばす京菓子「レースかん」

京都のお菓子、特に和菓子は美しさがひとしおです。夏の暑さを吹き飛ばしてくれるような、涼しげな和菓子がたくさんあります。中でもこの「レースかん」は、ため息が出るほど美しい上に、食べて涼を取れる、夏の風物詩ともいえる和菓子です。レモン好き、錦玉羹好きの方は、ぜひ一度召し上がっていただきたい逸品です。

ため息がでるほど美しい、夏の“はんなり”和菓子『大極殿本舗』の「レースかん」

涼しげでさわやかな、“すだれ”の包装

竹の風合いが涼しげな“すだれ”で巻かれ、ほんのりレモン色の紙と、「レースかん」と手書きで書かれた短冊を、銀色の細紐でそっと結わいています。包装も手を抜かない、京菓子の美しさは外側からはじまっているのです。包装を解くと、甘酸っぱいレモンの香りがたちこめて、蜜がしたたり落ちます。

ため息がでるほど美しい、夏の“はんなり”和菓子『大極殿本舗』の「レースかん」

レモンスライスがレース模様に見える“はんなり”さ

「レースかん」という名前は、レモンスライスを敷き詰めた様子をレースに見立てたところから名付けられたそうです。言われてみれば、果肉や果皮が織りなす繊細なパターンがレースのように華やかで、なんとも“はんなり”としています。まだレモンが珍しかった昭和初期に作られたそうで、当時はレース自体もハイカラな時代、さぞ目を引いたことでしょう。レモンだけでなく、透明感あふれる錦玉羹も、光に反射してキラキラとまばゆく、まるで宝石のようなあでやかさです。

ため息がでるほど美しい、夏の“はんなり”和菓子『大極殿本舗』の「レースかん」

レースかん

大極殿本舗

※掲載情報は 2019/08/04 時点のものとなります。

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キュレーター情報

増渕明日香

エグゼクティブアシスタント

増渕明日香

銀座で役員秘書をしておりますので、日々美味しいものに出会えます。秘書のほか、マナー講師もしております。贈り物のマナーは、お相手のことを一番に考えることです。差し上げる方の笑顔を思い浮かべ、相手も自分も思わず顔がほころんでしまうようなお品物選びを心がけています。クライアントへのお土産、大切な人への記念の贈り物、ミーティングがはかどるお弁当やほっと一息つけるお茶菓子など……デパ地下めぐりやお取り寄せが趣味なので、楽しみながら選んでいます。 秘書ネットワークのほか、社内有志で銀座でパフェを食べる「パフェ部」活動をするなど、美味しいものが取り持つご縁に助けてもらっています。 秘書検定1級、国際秘書検定CBSホルダー、日本サービスマナー協会認定マナー講師、認定コーチ、アロマテラピー検定1級、日本茶検定1級。

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