記事詳細
甘味と塩気で旨味を喚起する掟やぶりの美味しさ!
ブルターニュ地方の伝統菓子「クイニーアマン」。ブルターニュ語で「バター(amann)のお菓子(kouign)」 という意味だ。カリカリにキャラメリゼされ、バターがジューシーで、みっしりとしていて甘塩っぱさが魅力のフランス生まれの菓子パンである。 そのクイニーアマンに革命をもたらしたのが「クイニーアマン・オ・C.B.S」だ。 フランスショコラ界の父と呼ばれるショコラティエ&キャラメリエ「HENRI LE ROUX(アンリ・ルルー)」がつくる「C.B.S(塩キャラメル)」は世界中にブームもたらした。その「C.B.S(塩キャラメル)」を丸ごとクイニーアマンに包み込み焼き上げる。ブリオッシュ生地を折り込み、バターたっぷりのカリッとした生地に「C.B.S(塩キャラメル)」が溶け込み、それはもう掟やぶりの美味しで、その甘味と塩気で旨味を喚起する! 琥珀色にブリュレされキャラメル化した面はいかにもフランス菓子っぽく、その反対側はパイ生地の織り目が山のようにもりあがり、職人がつくった香ばしいパンに見える。どちらを表にして店頭に並べるかはお店によってまちまちで、とても気になるスイーツ「クイニーアマン」。ホワイトデーのギフトに使ったら、なんだか男子力上がりそう!?(笑)。
※掲載情報は 2015/02/23 時点のものとなります。
- 18
キュレーター情報
グルメプロデューサー、グルメブロガー
スイーツ番長
強面のルックスとスイーツのギャップ、そのライフスタイル、そして見識の深さ、個性的な文体と美しい写真による独自のスイーツ評が耳目を集め、テレビ、ラジオ、新聞雑誌、WEBコンテンツ、ソーシャルメディアなどでも活躍するほか、スイーツ&グルメなどのプロデュース、催事、イベント等も精力的に展開する傍ら、テレビコマーシャルなどにも出演。世界最大級の女子会と呼ばれる日本女子博覧会グルメ&スイーツプロデューサーに就任し博覧会イベントなどを積極的に展開している。
著書に「男のパフェ」(日本出版社)、「スイーツ番長の至高の10大スイーツ」(東京書籍)、「手みやげスイーツ100選」(東京地図出版)。TSUTAYA.com eBOOKs「ガチで美味しいパンケーキBest34 首都圏版」では自ら電子書籍の編集人も負う。
フードキュレーター協会代表、2014年にグルメブログのインフルエンサーユニット「たべあるキング」を旗揚げし主宰を務める。