手でちぎって食べると、美味しさ倍増のカステラ「パォン デ ロー」

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ポルトガル人カステラ職人がつくる、カステラの原型「パォン デ ロー」

手でちぎって食べると、美味しさ倍増のカステラ「パォン デ ロー」

カステラはポルトガル人宣教師が室町時代末期に長崎にもたらしたものと云われている。(諸説あります) "パォン デ ロー"というポルトガル伝統菓子がその原型で、日本独自の進化をとげ、「カステラ」と呼ばれ和菓子にカテゴライズされている。
ポルトガル人の菓子職人パウロ・ドゥアルテさんは、長崎カステラの老舗のひとつ、「松翁軒」で和菓子であるカステラづくりを学びました。外国人として初めてカステラ免許皆伝の職人となり、ポルトガルのリスボンに『Castella do Paulo 菓子店』を開店。パォン デ ローをポルトガルの地に和菓子である長崎カステラとして里帰させる。それは「カステラ・ド・パウロ」としてリスボンの人たちに支持されるほどに。そして、今度は、そのカステラの原型であるパォン デ ローを日本に広めたいと、パウロ・ドゥアルテさん奥さんの生地・京都にポルトガル菓子店「カステラ ド パウロ」を2015年にオープンした。

 

カステラの原型であるポルトガル伝統菓子パォン デ ローは、地方によって製法があり、味わいも異なるが、どれも鶏卵、砂糖、小麦粉からつくられることには変わりがない。「カステラ ド パウロ」では数種類のパォン デ ローを取りそろえている。

 

その一つ「ミーニョ地方のパォンデロー」は大きく丸い素焼きの器でしっかり蓋をして、中まで火を通すので、弾力がありフワフワ! そしてしっとりとしている。大きな丸い”パォンデロー”は、それぞれの家庭でつくるクリスマスやイースターに家族や大切な人と取り分けて愉しむお菓子なので、かしこまらずに、こうして手でちぎって食べると、美味しさもひとしおです!! 指先から素朴な温かみとフワフワとした食感が伝わってきます。

※掲載情報は 2017/08/22 時点のものとなります。

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スイーツ番長

グルメプロデューサー、グルメブロガー

スイーツ番長

強面のルックスとスイーツのギャップ、そのライフスタイル、そして見識の深さ、個性的な文体と美しい写真による独自のスイーツ評が耳目を集め、テレビ、ラジオ、新聞雑誌、WEBコンテンツ、ソーシャルメディアなどでも活躍するほか、スイーツ&グルメなどのプロデュース、催事、イベント等も精力的に展開する傍ら、テレビコマーシャルなどにも出演。世界最大級の女子会と呼ばれる日本女子博覧会グルメ&スイーツプロデューサーに就任し博覧会イベントなどを積極的に展開している。
著書に「男のパフェ」(日本出版社)、「スイーツ番長の至高の10大スイーツ」(東京書籍)、「手みやげスイーツ100選」(東京地図出版)。TSUTAYA.com eBOOKs「ガチで美味しいパンケーキBest34 首都圏版」では自ら電子書籍の編集人も負う。
フードキュレーター協会代表、2014年にグルメブログのインフルエンサーユニット「たべあるキング」を旗揚げし主宰を務める。

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