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大人のデザートには、小さなクッキーがよく似合う。
旧友たちと久しぶりに集まった新年会。
中華料理に舌鼓打つうちに、みんなで「ギフトや手土産にふさわしいようなおいしいお店はどこか?」という話になりました。
アトリエうかいは、その時、友人があげたお店のひとつ。
100年の伝統を持つ高級レストラン「うかい亭」で食事の最期に
でてくるクッキーが格別においしい!という話になりました。
早速、オンラインショップで、友人が勧めた「フールセック」
というクッキーを取り寄せます。
小さな可愛らしい缶に、宝石のように詰め込まれたカラフルなクッキーです。
味を楽しむ前に、缶のデザインとあしらわれた細い赤いリボンに
心がときめきます。
添えられたしおりには、
「花形のウィーン風クッキー・木苺のジャムサンド/香ばしいゴマのガレット/パッションジャムをのせたチョコレートクッキー/砂のようにほどけるメープルクッキー/ピスタチオジャンドュージャのサンド/貝殻型の紅茶クッキー・レモンジャム添え/ヨーグルト・アーモンドとイチゴ・ホワイトチョコのほろほろクッキー」と書かれている。
レストランのメニューのようなネーミングに、なみなみならぬ愛情を感じます。
小さなクッキーを口に入れる。
小さくても充実、味がしっかりしています。
美味しい食事をおなかいっぱいに食べた後に、ケーキではなく
小さなクッキーを食べる。
その瞬間に十二分に楽しめるように作られたクッキーは、
濃厚なのに、後味がさわやか。どれも抜群のおいしさでした。
この年齢の人間が集まると、でてくる話は、
「糖質は控えている」
「ダイエットしている」
「炭水化物立ちをしている」
だからこそ、小さくでも十分、
「甘いものを食べたい気持ち」に応えてくれる
「アトリエうかい」のクッキーは、
間違いなく「大人の贈り物」にぴったりです。
自信を持って贈れるスイーツと断言します。
※掲載情報は 2019/02/10 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スピーチライター/コラムニスト
ひきたよしあき
(株)博報堂で、広告クリエーターとして働くかたわらで、「朝日小学生新聞」などにコラムを書いています。出張、撮影、講演で全国を回りながら、おいしいものを送ったり、頂いたり。誰かに何かを送ろうとする時、そこに素敵なエピソードが生まれます。高い安い、有名無名に関わらず、できればその一品にまつわる物語までお伝えしようと思っています。皆さんからの情報もお待ちしています。主な著書「あなたは言葉でできている」(実業之日本社)「ゆっくり前へ ことばの玩具箱」(京都書房)「大勢の中のあなたへ」(朝日学生新聞社)