誰が食べたか知っている!?嘉永五年から続く老舗「松葉屋」の「栗むし羊羹」

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2018/10/29 公開

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誰が食べたか知っている!?嘉永五年から続く老舗「松葉屋」の「栗むし羊羹」

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天皇皇后両陛下も召し上がった、由緒正しい老舗「松葉屋」

誰が食べたか知っている!?嘉永五年から続く老舗「松葉屋」の「栗むし羊羹」

秋になり、美味しいものがどんどん出てきている。今回は秋の味覚の1つである”栗”を贅沢に使ったもの。それは、天皇皇后両陛下、皇太子様が石川県を訪れた際に、お茶菓子として召し上がったという栗羊羹だ。江戸末期の嘉永五年に羊羹を商いとして始めた、老舗「松葉屋」さんの逸品をご紹介したい。

 

平安時代より加賀には那谷寺(なたでら)があり、そこの参拝客に寺侍那谷吉兵衛が振る舞ったのが、この松葉屋さんの始まり。その歴史はとても古い。その頃と変わらず、現在も竹の皮に包み、職人さんが手作りをしているため、1日に作れる数は限られている。

 

次の写真のように、羊羹を切るためのプラスチック製の小さいナイフが添えられており、きれいに切ることができる。

誰が食べたか知っている!?嘉永五年から続く老舗「松葉屋」の「栗むし羊羹」

竹の皮を開くと、栗羊羹に竹の皮の筋が。この表面の味わい深さは、なかなか他の羊羹では見ることができない。この竹の皮の味のある表面からは、職人さんが丁寧に作った温かみを感じさせてくれる。

誰が食べたか知っている!?嘉永五年から続く老舗「松葉屋」の「栗むし羊羹」

実際に切ってみると、黄金色のつやつやとした栗がぎっしりとつまっている。「栗の中に餡子が入っているような羊羹ですよ」と聞いていた通りだ。小豆は北海道産。また、なめらかな食感を表現するため、原価が高くなっても餡子には「葛(くず)」を使用するというこだわり。

誰が食べたか知っている!?嘉永五年から続く老舗「松葉屋」の「栗むし羊羹」

次の写真をみていただくと、どれだけ栗がたくさん入っているか、お分かりいただけるだろう。栗に餡子が添えられているようだ。秋の味覚を存分に満喫。栗がたくさん入っているためか、心もお腹も幸せな気持ちにさせてくれる。この栗むし羊羹を、天皇皇后両陛下や皇太子様も召し上がったのだなと思うと、とても贅沢な時間になった。大切な時に選ばれる栗むし羊羹には、やはりそれだけの価値があるのだ。

誰が食べたか知っている!?嘉永五年から続く老舗「松葉屋」の「栗むし羊羹」

箱入りだと2本。1本から購入も可能。

 

「平成」最後の秋に、私はこの「栗むし羊羹」をおすすめしたい。
天皇皇后両陛下が召し上がった栗むし羊羹を、平成の時代に食べることができるのは、これが最後なのだから。

※掲載情報は 2018/10/29 時点のものとなります。

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キュレーター情報

高橋香葉

発酵料理研究家/観光連盟アドバイザー

高橋香葉

「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。

主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等

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