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紹介している商品
ブティック店頭でしか味わえない特別な生ケーキ
お菓子を作るうえで大変影響を受けたのが、ピエール・エルメさんです。以前もご紹介した「ドゥミルフィーユ」は、使っている素材や組み合わせ、食べたときの食感や食べ進めていくにつれて楽しめる美味しさなど、とても勉強になりました。
イクスピアリにあった「ピエール・エルメ サロン・ド・テ」のスー・シェフを務めていたときは、「ドゥミルフィーユ」の他にも沢山のお菓子を作ることができ、大変良い経験になりました。新しいお菓子を作る際にも、一つの方法だけではなく様々な視点から見ることができ、パティシエとしても幅が広がりました。
今回紹介するのも、ピエール・エルメさんが作り出し自分にとても影響を与えてくれたお菓子です。「イスパハン」は、バラとライチとフランボワーズの3つの調和がしっかり感じることができるお菓子です。ふんわり感とさくさく感の両方を兼ね備えた薔薇色のマカロンに、フランボワーズで盛り立てられたライチに薔薇クリームの組み合わせが絶妙です
初めて食べたときの衝撃は、今でも忘れることができません。多くの方にこんな感動をあたえられるようなお菓子をつくっていきたいと思います。
※掲載情報は 2018/10/09 時点のものとなります。
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キュレーター情報
Ryoura オーナーパティシエ
菅又亮輔
1976年新潟県生まれ。高校卒業後お菓子の世界に入り、26歳で渡仏。ノルマンディ、ローヌアルプ、アルザス、パリとフランス各地で3年にわたって修行。帰国後、ピエール・エルメ サロン・ド・テにてスー・シェフを務め、エルメ氏の技術はもとより、芸術性、創造性、感性など、その奥深さを学ぶ。
2007年12月「ドゥーパティスリーカフェ」オープンからシェフパティシエを務め、2010年春には2号店「ドゥーパティスリーアトウキョウ」を東京駅構内にオープン。看板商品のマカロン・ケークのほか、本格的なフランス菓子を求めるファンが通う人気店となる。
2015年10月には自身がオーナーパティシエとなる「Ryoura(リョウラ)」を用賀にオープン。お店を主にして、雑誌やTV、講習会などでも活動しています。