できたての蒲焼が食卓に。日本橋『いづもや』の鰻は皆を口福にさせるパワーフード

できたての蒲焼が食卓に。日本橋『いづもや』の鰻は皆を口福にさせるパワーフード

記事詳細


紹介している商品


百貨店へ出店するも、本店同様“こだわりの作り方”

戦後、昭和21年に東京 日本橋室町で創業した鰻『いづもや』。日本橋は昔から数多くの鰻屋さんがひしめく激戦区ですが、私は『いづもや』さんの“絶妙な蒸し加減”、“バランスの良い焼き目”、“ふっくらした食感”の鰻が大好きで、「鰻重は『いづもや』」と、言葉をやっと話せるようになった幼少時代から言えるほど、お邪魔していました。

 

ある日、『日本橋三越本店』がリニューアルするにあたり、『いづもや』さんを口説き落として、出店させたと聞きつけてからは、勤務先から近いこともあり、仕事終わりまたは休日に、鰻が食べたくなると日本橋三越本店の『いづもや』さんにお邪魔しています。

できたての蒲焼が食卓に。日本橋『いづもや』の鰻は皆を口福にさせるパワーフード

ここ日本橋三越店でも本店と同様の作り方で、作り置きは一切なく、注文されてから鰻を捌き、蒸し、紀州備長炭で焼き上げるというのが、出店の条件だったそうです。従来の作り方に「自信とこだわり」を持って果敢に話し合いを持たれた結果、「あの有名店の焼きたて、熱々の味わいを百貨店でもテイクアウトできる」という“幸せ”につながり、我々消費者の心を大きく掴んだのだと思います。

 

鰻の個体差があっても焼き上がりが素晴らしく、まんべんなくしっかりとついたきれいな焼き目に、脂っぽさの残らないさっぱりとした上品な味わい、ふっくらジューシーな口どけのなめらかな食感は、何時いかなるときも幸せな気持ちでいっぱいになります。

 

デパートに入っているという敷居の低さも魅力的で、受け取りに行く約束の時間に丁度仕上がるように計算して準備してくださる姿勢にも感動しています。日進月歩、行くたびに鰻の焼き方も美味しくなっているような気がします。

 

ハレの日に、仕事で大きな成果を上げた時のお祝いに、自分や家族が風邪のひき始めで少し体調が悪い時や、あるいは鰻が大好きな親戚宅にお邪魔するときのパワーフード手土産として、非常に頼もしい味方です。

できたての蒲焼が食卓に。日本橋『いづもや』の鰻は皆を口福にさせるパワーフード

※掲載情報は 2018/06/04 時点のものとなります。

  • 6
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
できたての蒲焼が食卓に。日本橋『いづもや』の鰻は皆を口福にさせるパワーフード
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

水越かをり

秘書

水越かをり

上場建設会社に入社後、総務、広報を経て、会長・社長の秘書として約20年担当。
「手土産」を選ぶ際、特に気を付けている「気遣いさせすぎない手土産選び」。社内でもプライベートでも手土産をお勧めする場合は必ず自分で買って試食をしたものの中から選んでいます。「味」「見た目」「コストパフォーマンス」「差し上げる方の出身地」「その方の大切にしているもの」等色々な視点で差し上げる方を思い浮かべながら、話題の新商品から老舗の伝統の味を守る品物まで、差し上げる方に寄り添った品物選びをしています。
プライベートでは現在は英会話、着物を現在習っています。どちらも個人レッスンで先生に恵まれ、仕事とはかけ離れた集中できる時間を大切にしています。長年訪れる香港の友人たちとの交流の中で、従来嗜んでいた茶道や華道に加え着付けを習い日本の伝統について英語で語り合うこと、また、世界の習慣を学ぶことも楽しみのひとつです。来たる東京オリンピックに向かい、訪日される海外の方々へのボランティアガイドをするので、一緒に日本の伝統文化の事を触れた折に日本の手土産の習慣についても説明できる日を楽しみにしています。

次へ

前へ