夏の名残を楽しむなら職人技が光る「小豆流し羹」!

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原材料から製法まで。老舗のこだわりを食感で感じる。

夏の名残を楽しむなら職人技が光る「小豆流し羹」!

先日、残暑お見舞いの連絡をもらった。気が付けば、真夏の暑さも穏やかになり、夜になると鈴虫の声を聞く季節に。まだ残暑は残るが、そろそろ「平成最後の夏」も終わりを迎える。残暑を感じながら、「平成最後の夏」を振り返ってみる時に、是非召し上がっていただきたい逸品。こちらは、甘さが控えめなので、お昼のおやつだけでなく、夜に涼みながら食べるのが乙ではないかと思い、ご紹介したいと思った。

 

それは、夏限定の赤坂青野さんの「小豆流し羹」。柔らかい水羊羹は、真夏にいただくとのど越しが爽やか。この羊羹はわらび粉を使用しているため、プルプルとした食感が、水羊羹と違うため、季節の変わり目を告げてくれる。のど越しの良さを求める季節の終わりだ。

 

箱を開けると、てらてらと輝く「小豆流し羹」が瑞々しい姿をあらわす。この艶感がたまらない。

夏の名残を楽しむなら職人技が光る「小豆流し羹」!

一見、とても柔らかいのではないかと思いつつ、付属の木べらで食べたい大きさにしようとしたところ……この弾力。あまりのモチモチ感に驚いてしまった。

夏の名残を楽しむなら職人技が光る「小豆流し羹」!

私が想像していたのは、木べらではすくえないかもしれない柔らかさだった。しかし、この「小豆流し羹」は、木べらで好きな大きさに切り、形を崩さずに器に盛ることができる。ここに、熟練した職人の技なのだ。保たれた品質の高さを改めて感じた瞬間でもあった。次の写真のような細かい切り方も、木べらで盛り付けることができる。

夏の名残を楽しむなら職人技が光る「小豆流し羹」!

赤坂青野さんの和菓子は、手土産でいただく機会が多かった。私が初めて自分で購入したのは、「はなまるマーケット」に出演させていただいた際の、打ち合わせの帰り。TBSさんの和菓子を赤坂青野さんが作っていたため記念に購入。美味しくて、実家の母にも送ったほど。その時の出演で公開させていただいたレシピは「はなまるマーケットベストレシピ」6位になり、今でも忘れられない一生の思い出だ。「赤坂青野」さんの名前を見ると、思い出す。

 

今回、この記事を書くにあたり、赤坂青野さんのホームページを拝見した。そこには、原材料へのこだわりなどが書かれていた。原料を厳選し、採算より美味しさを追求している企業努力。TBSさんがコラボ和菓子を赤坂青野さんに依頼するのも、納得だ。

 

是非、夏の水羊羹とはちょっと違う食感を楽しみながら。
平成最後の夏の終わりに、30年続いた平成の思い出を振り返りながら。
食後のデザートを堪能しつつ、食卓での会話を楽しんでほしい。

※掲載情報は 2018/09/05 時点のものとなります。

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キュレーター情報

高橋香葉

発酵料理研究家/観光連盟アドバイザー

高橋香葉

「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。

主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等

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