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今年の夏の暑さには本当にまいります。西日本では記録的な豪雨もあり、彼の地に想いをはせながら、「洋酒ケーキ」をご紹介します。
広島県府中市上下町で半世紀にわたり、地域の人たちに愛されている洋菓子で、このレトロなパッケージと大人の味が魅力です。
見た目からしっとりしているのがわかると思いますが、口に運ぶとジュワ~ッとお酒がしみ出て、味も香りもかなり大人風味!素材にこだわって焼き上げられたカステラに、ラム酒と2種類のブランデーを使用したシロップに漬けこんであります。優しい甘さもありつつ、このお酒感はちょっとクセになるはず!
パッケージには、「本品は少量のアルコール分を含んでいますので、お車等の運転やお子様の方はご注意ください」と書かれているのですが、実際に食べると「ホントに少量?」とは思ってしまうほど。お子様やお酒が苦手な人は気をつけた方がいいかもしれません。そもそもサバランをヒントに昭和36年に作られました。それでこんなにお酒たっぷりなのか…と納得です。当時はきっととてもモダンでオシャレなお菓子だったんでしょうね。
そのまま食べてもでもいいのですが、冷蔵庫で冷やしておくとこれが絶品!
ネット通販もありますし、東京では神田に府中市のアンテナショップがありますので、そちらでも購入可能です。
※掲載情報は 2018/08/06 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ご当地グルメ研究家/リサーチャー/日本外食リサーチ&PR協会
椿
日本全国の美味しいモノを世の中に残すために日々奮闘中。「その地域で長く愛されているローカルフード」を探し、そこに如何に根付いているのかを研究。
テレビ番組、WEB、雑誌、イベントで、地域の食や最新グルメ情報のリサーチ・取材・寄稿・レシピ提供・情報発信などを行っている。
2013年より気仙沼の海の中に純米酒を沈めて熟成させる「海中貯蔵プロジェクト」を行う。