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沖縄そば屋に行くと、必ず置いてあるコーレーグス(島とうがらし)
沖縄に行き、「沖縄そば」の店に行くと、「コーレーグス」というものが、必ずテーブルの上に置いてある。瓶詰めされた液体は、透き通ったきれいな琥珀色をしている。瓶の中には、小ぶりでふっくらした赤い唐辛子が、プカプカと浮きながら、たくさんひしめき合っている。「コーレーグス」は、沖縄の調味料で、別名「島とうがらし」とも呼ばれる。
地元の人は、沖縄そばや汁ものをはじめ、好みでゴーヤチャンプルー、ラフテーにもかけるらしい。沖縄そばにかけてみたが、一口スープを飲んでみるとピリッと辛い。しかし、スープの味が引き締まり、辛さの後に甘さが追いかけてくる。料理の甘みを引き立たたせ、なんとも言えない癖になる辛さだ。
この「コーレーグス」は、一度かけると中毒になる。豚しゃぶ、湯豆腐、何にでもかけたくなってしまうのだ。地元の人に言わせると、作り方はいたって簡単で、家でも作るらしい。スーパーに行き沖縄の島唐辛子を買い、家にあるアルコール度数約30度の泡盛に漬けるだけと言う。しかし、沖縄県外では、島唐辛子も泡盛もそこまで身近ではない。沖縄の土産屋に行けば、三倉食品の「島とうがらし(こーれーぐす)」という瓶詰めが、だいたい売っている。小さなミニボトルも出ているので、試しに買ってみるのも良い。
島とうがらしの成分には、発汗作用もありダイエットにも良いらしい。「コーレーグス」は、サラサラとしているので、瓶の注ぎ口を傾け過ぎるとうっかり一気に出てしまう。ダイエットに良いらしいからと言って、かけ過ぎは目から火が出る辛さなので要注意。
なお、ぐるなびの沖縄版にも「島とうがらし」として紹介されている。
http://r.gnavi.co.jp/prt/okinawa/column/0901/
※掲載情報は 2015/01/14 時点のものとなります。
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キュレーター情報
荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主
荒岡俊行
1971年生まれ。東京・御徒町出身。1940年から続く「荒岡眼鏡」の三代目。
父方も母方も代々眼鏡屋という奇遇な環境に生まれ育ち、自身も眼鏡の道へ。
ニューヨークでの修業を経て、2001年に外苑前にアイウエアショップ「blinc(ブリンク)」、2008年には表参道に「blinc vase(ブリンク・ベース」をオープンさせる。
「眼鏡の未来を熱くする。」をミッションに掲げ、眼鏡をカルチャーの1つとして多くの方々に親しんでいただけるよう、眼鏡の面白さや楽しさを日々探求しています。
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