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記事詳細
紹介している商品
2種類の和のコンフィチュールを添えた新感覚バウムクーヘン
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おはぎで有名なサザエ食品が展開する京都祇園「あのん」さん。
“昔ながらの豆の味”を絶やさぬよう長年培ってきた「あんこ」づくりの技法を軸に、和洋の粋を超えた“新趣”のお菓子を提案し、今では京都みやげの定番と人気を博しています。
和の中に洋のテイストを取り入れたパッケージがオシャレなのも、魅力のひとつ。
重厚感のあるロゴと萌黄色の牡丹が描かれた上品な紙袋を携えていると、なんだか少し大人の女性になった気分になり、背筋がシャンとのびてくる感じがします。
今回私はまず、この素敵なパッケージに胸がトキメいちゃいました。
バウムクーヘンといえば昔から代表的な引菓子でもありますが、水引のような紅白の紐がけで、和の精神は残しつつもこんなに現代風でオシャレに変身。
バウムクーヘンも様々な形で模様に取り入れられています。
深みのある真紅の色合いと紅白のコントラストも美しく、引き菓子や御祝い事のお土産にもピッタリの、遊び心のある華やかなパッケージですね。
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「あんこで作る物語」をコンセプトに考えられた『あんぽーね』は、現在オンラインショップでは1ヶ月以上待ちの大ヒット商品に!
(https://ippin.gnavi.co.jp/article-3089/)
そんな「あのん」さんに、あんぽーねと同じ“餡×マスカルポーネ”の待望の新商品が登場しました。
その名もズバリ『あんばうむ』。
マスカルポーネチーズが入ったしっとりふわふわのバウムクーヘンに、丸久小山園の宇治抹茶コンフィチュールと、北海道産の深煎りきなこコンフィチュールがセットになっています。
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バウム生地のこだわりは、マスカルポーネチーズを加えることでやわらかな食感に。
ぴとっと舌に寄り添うしっとり感に仕上げられています。
またマスカルポーネの白いイメージに近づけるために、色を極力つけないよう低温でじっくりと焼成。
コンフィチュールの濃い色が映える色白バウムに仕上げられています。
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そして「あんこ」に自信があるからこその、餡ベースのコンフィチュール。
きな粉餡コンフィチュールには、北海道産の深煎りきな粉を使用。
深くふかく、香ばしいきな粉の風味がしっかり香りたち、思わず深呼吸をしたくなるおいしさ。
抹茶餡コンフィチュールには、宇治の老舗「丸久小山園」の抹茶を使用。
この濃い色合いからも想像できる通り、上品な苦味を纏った抹茶が芳醇に香りたちます。
日本人のDNAを揺さぶる本物のおいしさです。
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バウムクーヘンのみでいただいてももちろんおいしいのですが、バウム生地もコンフィチュールも甘さ控えめに仕上げられているので、2種類のコンフィチュールを添えていただいても全くくどくなりません。
逆に、きな粉の香ばしさや抹茶の苦味がプラスされ奥行きのある味わいに。
ぜひ自分好みの、バウム×餡コンフィチュールのマリアージュを見つけてみてくださいね。
私は餡を倍量セットしてほしいほど、この餡コンフィチュールがお気に入りになってしまいました!
※掲載情報は 2017/08/27 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スイーツコーディネーター
松本由紀子
スイーツコーディネーター&ライター。
一般雑誌、菓子専門誌、TV、ラジオ、webサイトと多岐にわたり、ライター&コメンテーターとしてスイーツ情報を発信。スイーツ関連メーカーのコンサルティングを務め、商品開発、コラボ商品の企画、マーケティングに携わる。スイーツ講座(定期/単発)の講師も務める。
10名のパティシエの珠玉の一品!を集約したDVD 『Sweets美術館』をプロデュース&出演。
http://www.amazon.co.jp/Sweets美術館-2012-松本由紀子/dp/B00BPJSFF2
百貨店催事やイベントをプロデュースし、「スイーツコーディネーター松本由紀子セレクション」なる冠催事を展開。
*2012年11月~:フランスフェアー@JR大阪三越伊勢丹
*2014年2月:サロン・デュ・ショコラ@JR大阪三越伊勢丹
*2015年2月:アムール・デュ・ショコラ@大阪高島屋
*2015年10月~:松本由紀子セレクション@阪急うめだ本店
ORIGINE KOBEの広報を務める。
http://r.gnavi.co.jp/ippin/article-2060/