数秒でグリーンティーができる!美味しい万能粉末茶『一保堂茶舗』の“宇治清水”

数秒でグリーンティーができる!美味しい万能粉末茶『一保堂茶舗』の“宇治清水”

記事詳細


紹介している商品


ホットでもアイスでもミルクでも 宇治清水の楽しみ方は無限大

数秒でグリーンティーができる!美味しい万能粉末茶『一保堂茶舗』の“宇治清水”

夏になると我が家で大活躍の「宇治清水」は、砂糖入りの抹茶の粉末パウダー。このお茶に出会ったのはかなり昔、もうかれこれ何年になるだろうか、お付き合いは長くなる。初めて飲んだ時、不思議とどこか懐かしい気がすると同時に、ああ、もっと飲みたい もっと!もっと!もっと頂戴っ!!ゴクゴク飲みたい!そんな衝動に駆られたお茶。夏の暑い時期にいただいたキンキンに冷えた宇治清水は大袈裟でもなくそんなお茶、不思議な魔力のあるこのお茶は、誰に出しても同じように思うらしく、人の心を一瞬で捉える逸品なのです。

 

京都御所の南北に走る寺町通りに本店を構える一保堂茶舗。東京のデパートで買い求めるのは便利なのですが、こちらの本店は本当に素晴らしく、本店の前に立つと、タイムスリップして、お茶の歴史ごと丸ごと体験できるようなそんな空間、京都に行く機会があればぜひ訪れていただきたい場所です。

 

佇まいだけで歴史を感じるお店の外観は、私が勝手に選んだ お茶屋さんの外観ナンバー1でもあります。元来、古いものが好きな私、中国にいる時も時間があれば、その街の骨董品街に出向くのが趣味で、どこから集めてきたのかわからないコレクションで東洋ミックス空間なのが我が家のリビングの風景。この一保堂茶舗の周りは骨董や画廊など、京都ならではの粋なお店が多く、過去に周辺のお店で、古い茶托を買うなど、お店の周辺まるごとがお楽しみ。最後に一保堂の暖簾をくぐってお店でお茶を飲み、ゆっくりお茶を選ぶ、お茶の講座も随時あって気軽に参加できたりもする。お茶屋さんなのに、全てまとめてちょっとしたエンターテイメント気分も味わえるのが、コチラの本店の魅力。

数秒でグリーンティーができる!美味しい万能粉末茶『一保堂茶舗』の“宇治清水”

美しい緑色のほんのり甘いお茶「宇治清水」を飲んだ人は皆、このお茶の虜になる。
このお茶の正体は「グリーンティー」。昨今はだんだん珍しくなってきた風景かもしれないけれど、関西だとお茶屋や、のり屋さんの店頭で夏になると販売されていて飲んだり、喫茶店で注文出来たり。この味を懐かしく思うのは、昭和生まれの方ならわかるかも。その昔、喫茶店で「グリーンティー」というのがいわゆる「宇治清水」のお味でして、大正時代に他でもない一保堂さんが考案したものだそう。だからなのですね、宇治清水をいただいてなんとなく懐かしい気分になるのは。

 

宇治清水、粉末のただのパウダーティーだと侮るなかれ、このパウダーの使い道は想像を超えます。大さじ1.5杯のパウダーに約150ml(コップ1杯ほど)の冷たいお水を注ぐだけでものの数秒でグリーンティーは出来上がり。牛乳で割ると今どきの抹茶オレ風。
もちろん、お湯で割ってもOK、寒い冬にはホットミルクに混ぜるのもオススメ。真夏の暑い時期はグリーンティーで氷を作っておいて、少し溶けてくると、かき氷風にもなります。ご自宅にかき氷器がある方は、作った氷の上にグリーンティーをシロップの代わりにかけて、白玉にあずきを乗せたら、どこぞの豪華なかき氷と引けをとりません。とにもかくにも、飲み物としてだけでなく汎用性の高いパウダーなのです。

 

パウダーだけの使い道もたくさんあり、アイスクリームにかけていただいたり、わらび餅にかけていただいたり、そして、お菓子作りが好きな方だと、フィナンシェやパンケーキの生地に混ぜることもできる。

 

それでいてお値段がとっても良心的。他でもない私もそうですが、年齢や性別を問わず皆が虜になるのも特徴的です。

 

こちらで紹介した写真は袋入りの家庭用、可愛いピンクの包箱の贈答用もあり、また1包1包みのスティック状のものもあり。本物の抹茶はちょっと敷居もお値段も高いけど、宇治清水なら気軽に家庭用にプレゼントにもできるのが嬉しい所でもあります。ちなみに今まで何度も外国の方に差しあげましたが、大変喜ばれる逸品です。

※掲載情報は 2017/08/13 時点のものとなります。

  • 7
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
数秒でグリーンティーができる!美味しい万能粉末茶『一保堂茶舗』の“宇治清水”
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

宮原昌子

茶ムリエ/メンタルコーチ

宮原昌子

綜合商社勤務を経て結婚。上海に住んだことをきっかけに、上海で中医学・中国茶を学び、飲むこと・食べることが毎日を健康で楽しく過ごすことになると実感。
帰国後、中国茶専門店にて通訳・バイヤー・コーディネート等を手掛け、2004年より茶ムリエとして活動。自宅サロン主宰・企業や団体へのセミナー講師・雑誌やテレビ等の茶の監修・執筆業など多岐にわたり活動後、広州へ転居、華南農業大学茶学部の聴講生となる。
帰国後、クリニックに勤務、心のケアを実動で学び、心理学・コーチングを学ぶ。中医学と茶の理論に加え、心理学とコーチングを掛け合わせた独自のメソッドで、自己治癒力を高める方法・セルフケアのアドバイスを行うと共に、体質にあった茶の選び方を提案している。悩みを明確に整理し、本当にやりたいことの目標・プロセス設定で目標達成をサポートするコーチングセッションは、自信を持って自分らしく生きていけると好評 
上海医薬大学 推拿科卒業
中国労働省和社会保障部公認資格 高級茶藝師・評茶師
銀座コーチングスクール  GCS認定コーチ

監修本:別冊Lightning vol.53「ペットボトルのお茶の本」 枻出版社

次へ

前へ