夏の甲子園土産に硬球?高級?ノボテル甲子園の「こうきゅうマドレーヌ」

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甲子園球場近くのホテルで人気のお土産

夏の甲子園土産に硬球?高級?ノボテル甲子園の「こうきゅうマドレーヌ」

夏といえば甲子園!という高校野球ファンは多い。数年前、自身の母校が甲子園出場を果たし応援に出向いたこともあるが、あの熱気、臨場感はテレビの画面では体感できない特別な雰囲気がある。

 

甲子園と聞いてホテル評論家として真っ先に思い浮かぶのが「ノボテル甲子園」。世界最大級のホテルチェーン「アコーホテルズ」ブランドのホテルであるが、阪神甲子園球場まで徒歩2分という、野球観戦にもってこいのホテルだ。更に2017年9月21日からは「ホテルヒューイット甲子園」にリブランド。日本第一号店の新ブランドホテルが誕生、ノボテルブランドのサービスレベルを維持しつつ、ブランドアップへの新たな挑戦がスタートする。

夏の甲子園土産に硬球?高級?ノボテル甲子園の「こうきゅうマドレーヌ」

ホテルに入るとロビーもデラックス感に溢れているが、特に質感の高い客室は印象的。くつろぎと癒しの時間を約束する。クオリティ高きホテルであればグルメにも注目するのは定石。従前のレストラン「旬彩」「白鳳」「蔵」がオールインワンになり4月にリニューアルオープンした「七園」では、和洋折衷コースがイチオシ。折衷というより欲張りにそれぞれ満喫、という食材を味わうストレートなイメージだ。

夏の甲子園土産に硬球?高級?ノボテル甲子園の「こうきゅうマドレーヌ」

そんなステイもグルメもコンセプト光るホテルで楽しいスイーツを見つけた。その名も「こうきゅうマドレーヌ」。ノボテル甲子園のホテルメイドスイーツだ。ビジュアルは野球ボールの形状。「こうきゅう」は“高級”であり“硬球”でもある。甲子園球場をバックグラウンドにするホテルならでは。関西ノリのエッセンスも感じるマドレードだ。

 

実は歴史ある商品で、1998年頃に甲子園球場の野球観戦ゲストへの土産品として販売が開始された。当時はプレーンの1種類であったが、現在ではレモン・メープル・抹茶の3種類が販売されている。販売当時は砂糖とグラニュー糖を使用していたが、現在では上白糖に変更、さらに転化糖を加えられておりしっとりとした食感が印象的だ。

夏の甲子園土産に硬球?高級?ノボテル甲子園の「こうきゅうマドレーヌ」

9月21日にノボテル甲子園からホテルヒューイット甲子園へリブランドされることを前述したが、ヒューイットブランドのコンセプトは「その土地に根ざし、その土地の人々の人生に寄り添い、その土地の素晴らしさを伝えるリージョナルホテル」。

 

こうきゅうマドレーヌは、まさにそんなコンセプトを体現するスイーツだ。様々な熱戦が繰り広げられてきた伝統の甲子園。今年も様々なドラマが生まれることだろう。野球観戦定番土産の人気スイーツもまた、歴史の中で進化を続けているのだ。

※掲載情報は 2017/08/17 時点のものとなります。

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キュレーター情報

瀧澤信秋

ホテル評論家 旅行作家

瀧澤信秋

ホテル評論家、旅行作家。All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会会員。日本を代表するホテル評論家として、利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などへの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また、旅行作家としても旅のエッセイなど多数発表、ファンも多い。2014年は365日毎日異なるホテルへチェックインし続ける365日365ホテルを実践中。「365日365ホテル 上」(マガジンハウス)として上半期のホテル旅の記録をホテルガイドも兼ねて上梓した。著書に「ホテルに騙されるな!プロが教える絶対失敗しない選び方」(光文社新書)などがある。

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