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赤ちゃんが生まれて100日前後に行われる「お食い初め」。家族や親族でお祝いの膳を囲み、命名の由来や生まれた話をして、楽しいひと時を過ごします。「一生涯、食べるものに困らないように。」という想いの込められた膳は、縁起の良い食材を使用したものや紅白のおめでたい色合いの料理の数々が並びます。そこで今回は祝い膳にピッタリなアイテムをご紹介します。まだ体力が回復しきっていないママが負担にならないよう、準備や片付け作業の少ない持ち帰り品やお取り寄せ品を揃えました。
1：柔らかくて食べやすい!まろやかな塩味のタコの味噌漬け
8本足が伸びているタコは、「運勢が八方へ広がる」と言われ、「多幸」を象徴しています。こちらは新潟県の漁港でお店を構える干物専門店「魚富」の「タコの味噌漬け」です。お店こだわりの絶品味噌だれで漬け込まれ、まろやかでしょっぱすぎないバランスの取れた味わいに仕上がっています。タコは固い、というイメージがありますが、驚くほど柔らかく食べやすいのも魅力です。色味も鮮やかで美しく、お祝いの席にはピッタリではないでしょうか。
2：コントラストが美しい北海道産昆布で巻き上げたあゆ巻
昆布は「よろこぶ」の「こぶ」に掛けられ、縁起が良いとされている食材です。滋賀県大津市の湖族の郷とも呼ばれている場所に本店を構える「鮎屋」は日本で初めて太巻き昆布巻きを誕生させたことでも有名なお店です。なかでも「あゆ巻」はお店の看板商品で、鮎は頭から尾まで食べやすくなるまでじっくり煮込まれ、北海道産の昆布で1本1本丁寧に巻き上げられています。切り分けた時の昆布と鮎のコントラストが美しく、お祝いの席やおもてなしに重宝するアイテムです。
3：おめでたい席の〆に♪鯛の旨味が活きた可愛いお茶漬け
七福神の恵比寿様が持つ鯛は、「おめでたい」の「たい」に掛けられ、お祝いの席に定番の魚です。一見するとたい焼きのような姿のこちらは贈答用商品に定評がある「林久右衛門商店」の「鯛茶漬けジュレ」です。鯛の形をした可愛らしい最中の中には餡子ではなくフリーズドライ製法で作った鯛などのお茶漬けのかやくが入っています。お茶漬けは最中と別添えの鯛や昆布のうま味が活きたジュレをご飯に乗せ、その上からお茶をかけて完成です。食事の〆にいかがでしょうか。
4：琥珀色の寒天の甘さと浜納豆の塩味が絶妙なバランス
貝殻が合わさる姿から「2枚貝のようにぴったり合う伴侶」を意味し、蛤などの2枚貝は「良縁」の縁起の良い食べ物とされています。こちらは京都の和菓子店「御菓子司 亀屋則克」の「浜土産」です。見た目は蛤そのものですが貝殻を開けると中には琥珀色の寒天が入っています。琥珀寒には味噌風味の浜納豆が入っていて、寒天の甘さと味噌の塩味のバランスが絶妙の涼菓子です。檜葉をあしらった磯馴籠の美しい包装も魅力です。
5：老舗甘味処の隠れ人気メニュー赤飯の出来立てを自宅でも
古来より、赤い色には災いを払う力があると信じられていた事から、文字通り赤色を象徴するご飯の「赤飯」はお祝いの席には欠かせない料理です。東京都の神楽坂にお店を構える「紀の善」は抹茶ババロアで有名な甘味処ですが、食事メニューの「御赤飯」も人気メニューのひとつです。冬にはお持ち帰りも用意してもらえるので自宅でも味わうことが出来ます。作り置きはせず、オーダーしてから詰めるので出来立ての温かい赤飯を購入できるのも嬉しいですね。
※掲載情報は 2017/09/08 時点のものとなります。
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