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横浜元町生まれの欧風ベーカリー
子供の頃から赤い看板のPOMPADOUR(ポンパドウル)に焼き立てのパンを買いに行くのが楽しみでした。
どこかヨーロッパの匂いがする店内には、いつ行っても目新しく美味しそうなパンがお洒落に並んでいて、何となくリッチな気分が満たされたものです。
ポンパドウルは、1969年(昭和44年)、本場欧州から2人の職人をフランスパンとデニッシュの技術者として迎え、横浜元町に第一号店を開業。映画のシーンのようなバゲットの並べ方もカッコ良かったなぁ。
家庭的なアップルパイもロングセラー
さて、今回は、こちらのお店の素朴なホームメイドパイをご紹介します。
ケーキ屋さんのアップルパイではなくて ベーカリーのアップルパイ。気取らない「おやつ」っていう感じがピッタリです。
その日に焼くから香りが立つ!
家に持ち帰って、袋から取り出すと(箱ではないところがいい)、必ず香ばしい匂いが広がるんです。ここがまず気に入っているところ。
これぞポンパドウルのパイ。どの店舗も、全ての商品をお店の中の工房で焼いているのが、美味しさへのこだわりだそうです。(一店舗一工房制)。焼き立てには敵いませんよね。
お味は、外はパリっとしていて、中にはシナモンをきかせて甘く煮たリンゴとレーズンがたっぷり包まれていて、素朴で飽きの来ない大人向き。決して甘すぎないのが私好みです。
スイーツというより、おやつに食べたくなるパイ。私は、1/4カットを買って、朝食にいただいたりしています。マグカップにたっぷりのカフェオレと一緒に。(手づかみで!)
気どらないお土産にいかが?
ハマっ子は、ポンパドウルレッドの紙袋を持って歩くのが好きです。
このアップルパイは、親しいお家を訪ねる時に「はい、お土産!」って無造作に渡すのが一番似合う気がします。丸ごとパイって、もらったら嬉しいですよね。
※掲載情報は 2017/04/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
おもてなしマエストロ
佐野由美子
株式会社カメリア 代表取締役。
子供の頃から人を喜ばせるのが好きでサービスの世界へ入りました。レストランでの接客、店長経験を経て、ホスピタリティの素晴らしさを伝えるために 人材育成やコミュニケーション研修などの活動をさせていただいております。おもてなしマエストロの認定を受けて、マナー講師としても活動中。ホスピタリティに関するコラム等を多数執筆。「プロの接客」などをテーマとした講演は、これまで全国で350ヶ所以上になります。また、女子栄養大学(短期大学部)と湘北短期大学でフードビジネスの講義を担当。一方で、1996年より「赤坂璃宮」の開業・経営に従事し21年間勤務。(現在 顧問) 好きなものは シャンパンとクラシックカー。