ビフィズス菌SP株をカプセルに入れた“新感覚の飲むヨーグルト”

ビフィズス菌SP株をカプセルに入れた“新感覚の飲むヨーグルト”

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全日空も注目した高い技術の商品が、ついにコンビニに登場!

ビフィズス菌SP株をカプセルに入れた“新感覚の飲むヨーグルト”

今から1年以上前、雪印メグミルク海老名工場の見学に行った。一般に公開されているため、予約をすれば見学可能。一通り見学が終わると、いくつかの商品をその場で味見させてもらえる。その中に、1つ気になった商品があった。今日は、この記事を読んだら、すぐに購入できる体に優しい商品をご紹介したい。

 

雪印メグミルクさんと森下仁丹さんが10年かけて共同開発した“カプセル入りの飲むヨーグルト”。全日空の国際線で、その開発秘話が放送されていたほど、その技術は高い。「ビフィズス菌SP株」を腸溶性の3層のカプセルに入れることで、ビフィズス菌SP株が腸に届く。ヨーグルトには、L.ブルガリクス菌とサーモフィルス菌が配合されており、全3種類の乳酸菌が入っていることになる。本当におすすめだったので、今年2017年1月号の「大人のおしゃれ手帖」(宝島社)では、高橋香葉のおすすめとして推薦させていただいた。

ビフィズス菌SP株をカプセルに入れた“新感覚の飲むヨーグルト”

なぜ、これがおすすめなのか。本来、ヨーグルトの体によい理由の一つとして、ビフィズス菌が含まれていることが挙げられる。しかし、腸に届く前に、胃酸でビフィズス菌が消化されてしまうため、各メーカーが腸まで届くようにと研究を重ねて商品開発を行っているのが現状だ。そのための開発に10年の歳月をかけ、ついにその取り組みが全日空国際線で放映。如何に高い技術開発を実現したか、お分かりいただけるだろう。

 

昨年は、どんなに探してもスーパーやコンビニで見かけることがなく、私の中では「幻の飲むヨーグルト」だった。ところが、ついに今年になってからコンビニにも並び始めたのだ。そう、今日この記事を読んでコンビニに行ったら、早速飲むことができる。

 

飲む時に、1つだけ大切な注意が。口にプチプチしたものがあると、思わず人は噛んでしまう。しかし、噛んでしまうと全く味はしないものの、ビフィズス菌SP株が口に広がってしまうので、是非、噛まずにゴクゴクと飲んでほしい。カプセルがとても小さいため、焦点がうまく合わず、はっきりと写真に撮れなかったが、下の写真のようなカプセルだ。この中にビフィズス菌SP株がぎっしりと。

ビフィズス菌SP株をカプセルに入れた“新感覚の飲むヨーグルト”

小さなカプセルにすること、そして、その中にビフィズス菌SP株を粉末状にしていれることが、開発にあたって苦労したとのことだった。さらさらとしてクセのない飲むヨーグルトの中に、ぷちぷちの粒。現在、このような飲むヨーグルトは日本で唯一となる。

 

私は何度飲んでも、ついつい噛んでしまい、ハッとする。是非、噛まずに飲めるか、一度試してほしい。

 

10年かけた開発技術が、ついにコンビニでも買える日が来るなんて、ちょっと感動だ。

 

1年半待って、良かった。見つけた時の喜びは、今でも忘れられない。

※掲載情報は 2017/03/22 時点のものとなります。

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キュレーター情報

高橋香葉

発酵料理研究家/観光連盟アドバイザー

高橋香葉

「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。

主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等

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